(株)システムジュウヨン(TSR企業コード:570665833、法人番号:8120001064941、大阪市北区天神橋3−7−9、設立昭和59年12月、資本金3000万円、石田勝彦社長、従業員131名)は10月27日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。申請代理人は中紀人弁護士(金子・中・橋本法律特許事務所、同市北区西天満4−3−25、電話06−6364−6411)ほか3名。監督委員には野上昌樹弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所、同市北区中之島2−3−18、電話06−6208−1500)が選任された。
 負債総額は約33億円。

 昭和39年6月創業の老舗の生活雑貨小売業者。当初は家庭用家具業であったが、平成に入ってからは衣料品をはじめ寝具、バスグッズ、キッチン用品などの家庭用雑貨の取扱をメインとしてきた。ハイセンスなパリ市民の生活を手本とし「合理的かつ楽しいライフスタイル」を提案する「ママイクコ」ブランド(店舗名)を中心に、北海道から沖縄までの全国の大型ショッピングモールなどにフランチャイズを含めて162店舗を運営。積極的な店舗展開が奏功して業容は順調に拡大路線を辿り、平成20年8月期には売上高約75億3600万円を計上していた。リーマン・ショック以降は消費低迷のほか、デフレの影響もあり店舗拡充にも関わらず業績は頭打ちとなり、28年8月期の売上高は約68億6000万円にとどまり、1億5051万円の赤字となった。
 積極的な店舗展開に伴い借入金への依存が高く、資金繰り緩和のために金融機関から返済猶予措置を含む支援を受けるなどしていた。しかし、バンクミーティングで実質的に大幅な債務超過となっていることが判明し、金融機関から支援継続にあたって厳しい目が注がれていた。28年11月以降は代表者の自宅不動産を適宜担保に提供し毎月の資金繰りを維持してきたほか、再建策として赤字店舗の閉鎖や役員報酬の削減などを示していたが、ここにきて追加の資金調達が困難となり、事業継続の見通しが立たなくなったことから今回の措置となった。