寒くなるこの時季に、暖房器具の事故の多発が報告されている。街で聞くと、「電気ストーブでストールを焦がしてしまった」「電気こたつをつけっぱなしにしていたら煙が出てきて水をかけて消した」など、火事一歩手前の経験を持つ人は多かった。

生活製品による事故の情報収集や原因究明を行うNITE(製品評価技術基盤機構)が、暖房器具による事故映像を公開している。電気ストーブの上に干していた洗濯物が落下すると、10分で発煙し、そのわずか8秒後に発火した。酒井健一専門官は「電気ストーブやこたつ、ホットカーペットなど、一般によく使われる暖房器具については注意が必要」と注意を呼び掛ける。

電気こたつも、洗濯物を乾燥させようと中に入れたり、ふとんが中に押し込まれたり、こたつの足などの下敷きになったコードが断線状態となったりして発火したケースもある。

すす付着したガス湯沸かし器がボンッ!

ガス瞬間湯沸かし器の発火直前の映像では、黒い破片のような塊が飛び散っている。酒井専門官によると煤(すす)だという。「排気口に付着して、点火に必要な空気が不足することで異常燃焼を起こすのです」

ガス瞬間湯沸かし器による事故は2012年から5年間で74件(うち死亡1件、軽傷8件)報告されていて、使用期間が8年を超すと急増している。食洗器は内部に水が入り、ホコリと湿気で発火する恐れがあるという。

菊池幸夫(弁護士)「製品の裏側などに使用期間や点検時期などの表示があるので、チェックするべきです。死亡事故が起きたり、家が燃えてしまったりしても、使用期間を過ぎていて、点検もしていないと消費者側の責任になります」

司会の加藤浩次「さっそく確認をお願いします」