エンダムを撃破した村田諒太【写真:Getty Images】

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エンダムとの試合で高視聴者を記録、ファンも祝福「アメージング」「感銘的だ!」

 ボクシングのWBA世界ミドル級で新王者に輝いた村田諒太(帝拳)は、10月22日に両国国技館で行われたアッサン・エンダム(フランス)を撃破。5月に不可解な判定で敗れた村田は、7回終了後TKO勝ちで華麗なリベンジを果たしたが、このタイトルマッチが全世界で最高3000万世帯の視聴者を記録したという。

 村田の雪辱戦に世界が注目していた。前回対戦で不可解な判定で敗戦。ボクシング界で物議を醸し、エンダム勝利の採点を下したジャッジ2人が半年間の停止処分を受けるという大騒動に発展していたが、迎えたリベンジマッチで圧倒。試合後にはリングで涙を流し、感動を呼んでいた。

 村田のプロモーションを行う「トップ・ランク」は公式ツイッターでリベンジマッチの人気の高さを紹介している。

「いくつかの事実:ムラタ対エンダムは最高時に3000万の視聴者を記録。ESPN2で同日に3番目に視聴された番組になった。フジテレビでは年間最高視聴率を記録した」

 日本では中継したフジテレビは20.5%の高視聴率を記録。トップ・ランクが放送契約を結ぶ米大手のスポーツ専門テレビ局「ESPN」が日本国外で中継していたが、試合は最高で3000万もの視聴者の関心を集めたという。

抜群の人気を示した新王者、海外ファン「米国におけるメイウェザーより日本で人気」

 全世界のボクシングファンが新王者の戴冠を見届けたことになるが、返信欄には圧倒的な視聴者数に衝撃を受けたボクシングファンの祝福が届いている。

「これが10番目に視聴された番組だろうが、なんだろうか関係ない。3000万の視聴者はアメージングだ」

「ムラタはアメリカにおけるメイウェザーよりも日本で人気があるかもしれない。彼は日本でどのアスリートよりも主流だ」

「感銘的だ! 私もビューワーの1人だった。カリフォルニアでは午前4時半だったけれどね。よくやった!」

 疑惑の判定による初黒星から挫折を乗り越え、MURATAはその強さを世界中に知らしめた。果たして、ここからどんな相手と対戦し、再び世界の脚光を浴びるのだろうか。