印グジャラート州の恐竜化石埋蔵地で見つかった「イクチオサウルス(魚竜)」の化石(2017年10月25日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドの科学者チームはこのほど、印亜大陸の「ジュラシック・パーク(Jurassic Park)」として知られる西部の砂漠地帯で発見された中生代の海生爬虫(はちゅう)類の化石を同定したと発表した。化石は1億5000万年前の「イクチオサウルス(魚竜)」として知られる海生爬虫類のものだった。

 全長5.5メートルの化石は2016年1月、インド・グジャラート(Gujarat)州のカッチ(Kutch)砂漠で発見されたが、科学者らは同定するのに1年以上を費やした。

 ギリシャ語の魚とトカゲを意味する単語を組み合わせた名前のイクチオサウルスは、2億5000万年前に始まる中生代に存在していた。恐竜が地上を歩き回っていた時代だ。

 イクチオサウルスの化石はこれまで、米大陸、オーストラリア、欧州などで見つかっている。

 グジャラート州の恐竜化石埋蔵地は、知られている中では世界最大級。人気の米ハリウッド(Hollywood)映画にちなみ「インドのジュラシック・パーク」と俗称されている。

 25日の米科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」で最初に発表されたイクチオサウルスに関するこの新たな発見によって、古代の大陸が融合していた時代にインドと南米の間に海生生物の移動海路が存在した可能性に関する手がかりが得られるかもしれないと、研究チームは指摘している。
【翻訳編集】AFPBB News