アフリカ南部の国レソトで発見された新種の巨大肉食恐竜の足跡。マンチェスター大学提供(2017年10月26日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】2億年前にアフリカ南部に生息していた巨大肉食恐竜の足跡を発見したと国際研究チームが25日、米科学雑誌「プロスワン(PLOS ONE)」に発表した。ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)のような巨大肉食恐竜がジュラ紀前期に生息していたことを示す初めての証拠となる。

 発表したのは英マンチェスター大学(University of Manchester)、南アフリカ・ケープタウン大学(University of Cape Town)、ブラジル・サンパウロ大学(University of Sao Paulo)の研究者らからなる国際研究チーム。

 新たに発見された恐竜は「Kayentapus ambrokholohali」と命名された。3本指の足跡は長さ57センチ、幅50センチで、体長は約9メートルと推定される。ライオンの4倍の大きさで、体長最大12メートルになるT・レックスよりもわずかに小さい。また、アフリカ大陸で発見された二足歩行をする肉食恐竜としては最大。

 足跡は南アフリカに四方を囲まれた内陸国レソトの首都マセル(Maseru)にある古代の地表面から発見された。同地は後にアフリカや他の大陸に分裂した先史時代の大陸「ゴンドワナ(Gondwana)」の一部だった。
【翻訳編集】AFPBB News