タイの首都バンコクで、故プミポン・アドゥンヤデート前国王の遺体が荼毘に付される施設から立ち昇る煙(2017年10月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】タイの首都バンコク(Bankok)の王宮前で26日夜、プミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)前国王の火葬の儀が行われた。儀式は全国に放送される予定だったが、非公開で行われ、前国王を慕ってきた国民の間に戸惑いを呼んでいる。

 火葬の儀は9000万ドル(約102億円)をかけて厳かに行われた。参列者には、同国の王族や軍高官ら要人多数が名を連ねたほか、アンドルー英王子(Prince Andrew)、秋篠宮(Prince Akishino)ご夫妻ら外国からの来賓も数多く加わった。

 儀式は、国民統合の柱だった前国王の死後、1年にわたった服喪期間の終わりをしるすもので、メディアを通じて全国に放送される予定だった。

 タイ王室庁(Royal Household Bureau)の職員はAFPに対し「前国王は荼毘(だび)に付されたが放映許可は下りなかった」と説明。メディアは火入れ前に突然周辺から追い出された。
【翻訳編集】AFPBB News