主演の宮城夏鈴と司会の石坂浩二

写真拡大

琉球朝日放送(QAB)で放送された「QAB・ベトナム国営放送(VTV)合作ドラマ『遠く離れた 同じ空の下で』」が26日、都内で開かれた「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」のイベント「東京ドラマアウォード」で、ローカル・ドラマ賞を授賞した。

【写真で見る】喜びを語る受賞者の面々

日本のテレビ番組の海外発信を推進するため、2007年に民放連・NHKが中心となり、番組制作プロダクションや映画製作社、実演家団体、その他映像関連団体など、放送コンテンツに関わるすべての関係者が参加する形で「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」を創設。日本人として“海外にみせたい”と思う魅力あるドラマ作品を表彰し、日本の放送コンテンツを世界中にPRすることを旨として、海外展開を進めている。

受賞した「遠く離れた 同じ空の下で」は、3月20日にQABで放送された。那覇大綱引の会場で最悪の出会いをしたベトナム人留学生ハイ(クァン・スゥ)と英里(宮城夏鈴)。英里は同じように激しい戦争を経験したベトナムと沖縄との関係に興味を持ち、ハイと偶然の再会を果たす。次第に距離が近づく2人に、さまざまな障害が沸き起こるというラブストーリー。本作品は、物語もさることながら、地方局が外国の国営放送局と共同制作をした点が評価され、沖縄の放送局では初の受賞となる。なお、もう1作品は、NHK山口放送局が制作した「朗読屋」が受賞した。

受賞式には、ヒロインを務めた宮城夏鈴、脚本の下島三重子氏、ベトナム国営放送で制作部門を担うドー・タアン・ハイ社長、ドラマプロデューサーの池原あかね氏が登壇。主役を務めた宮城は、「QABとベトナム国営放送との初めての合作ドラマでこのような賞をいただけて光栄に思います」とコメント。「ヒロインを初めてさせてもらったけど、連続ドラマとなったらもう少し成長して臨みたい」と今後の女優業にも意欲を見せた。プロデューサーの池原氏は「QAB初の本格ドラマ制作が、ベトナム国営放送との合作という大きな挑戦となりました。地域をPRできるドラマコンテンツの魅力を信じて、協賛いただいた県内企業に対し、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

今回の受賞を記念し、QABでは、11月23日(木・祝)に再放送が決定。“海外にみせたい”作品を見逃してしまった方は、ぜひ2人のラブストーリーを楽しんでもらいたい。