仔犬の健康をチェック!

目耳鼻口手足お尻皮膚

仔犬を選ぶとき、その子の性格まで見抜くことはとても難しいのですが、「健康であるかどうか」は7つのチェック項目によって判断することができます。

体のチェック項目 目

白目に充血はないか目ヤニは出ていないか異常に涙目ではないか黒目に輝きがあるか

この4点をチェックしてみましょう。

感染症による目ヤニ、形態的な奇形(逆さまつげなど)による涙など、仔犬にも目ヤニや涙などの異常がみられることがあります。悪化してしまうと失明などの危険性があるため、早期治療が必要です。

体のチェック項目◆Ъ

音に敏感に反応することができるか耳の中はキレイか耳の中に変なニオイはないか

この3点をチェックしてみましょう。

仔犬・成犬に関わらず、犬の耳は湿度も温度も高いため、病気を発症しやすい部位です。毛が長い犬種・毛が多い犬種・耳が垂れた犬種は通気性が悪く、とくに注意が必要です。

外耳炎内耳炎中耳炎耳かいせん

この4つの病気に注意しましょう。

体のチェック項目:鼻

鼻は適度に濡れているか鼻水は出ていないか

この2点をチェックしてみましょう。

寝ている間や寝起きには乾いていることがあります。

犬の鼻が乾いていると「体調不良」や「病気」を疑うことがありますが、適切な判断ではありません。仔犬であれば、鼻が濡れているかどうかよりも、鼻水は出ていないかの方が重要です。

仔犬の鼻水は病気のサインであり、

鼻炎ジステンパーケンネルコフ口蓋裂

などの疑いがあります。

体のチェック項目ぁЦ

歯並びは良いか歯茎は健康的な色をしているか口臭はないか

この3点をチェックしてみましょう。

仔犬の口の病気で気を付けたいことは、

口内炎乳歯遺残歯内炎

この3つです。

体のチェック項目ァЪ蠡

骨格はしっかりしているかフラフラと変な歩き方をしていないか

この2点をチェックしてみましょう。

「この仔犬、骨格が良いなぁ!」なんてなかなか分からないかと思いますが、骨や関節に障害を持って生まれてくる子もいます。フラフラと変な歩き方をしていたり、歩き方がおかしいな、と感じたら要注意です。

体のチェック項目ΑГ尻

尻尾の動きは良いか肛門の締まりは良いか肛門はキレイか

この3点をチェックしてみましょう。

肛門の病気には

肛門嚢炎肛門周囲腺炎脱肛会陰ヘルニア

などがあります。

体のチェック項目А皮膚

毛艶は良いか毛並みは良いか皮膚にフケはないか皮膚に湿疹はないか皮膚に赤みはないか(健康な皮膚は白っぽい色をしています)

この5点をチェックしてみましょう。

犬の皮膚病は種類が多く、200種類以上もあるとされています。
仔犬の皮膚病で気を付けたいのは、

細菌や真菌による皮膚病寄生虫による皮膚病アレルギー性皮膚疾患

などです。

仔犬がかかりやすい病気:犬種別

犬種によってかかりやすい病気があります。仔犬も成犬も同じように注意する必要があります。代表的な犬種と仔犬がかかりやすい病気についてご紹介します。

ポメラニアン

心奇形肩甲間接脱臼心臓弁膜症膝蓋骨脱臼気管虚脱環輪亜脱臼

ラブラドールレトリーバー

股関節形成不全肥大性骨異栄養症

ボーダーコリー

アトピー性皮膚炎網膜萎縮股関節形成不全

チワワ

膝蓋骨脱臼水頭症気管虚脱

柴犬

膝蓋骨脱臼アトピー性皮膚炎進行性網膜萎縮

マルチーズ

心臓弁膜症膝蓋骨脱臼水頭症

トイプードル

膝蓋脱臼軟骨形成不全外耳炎心臓弁膜症

まとめ

仔犬の病気には、ペットショップのスタッフもブリーダーさんも気づかないことがあります。

仔犬を迎えてから数週間が経ち、異変に気付き、病院へ行くと病気だと診断された、というケースも多くあります。

何等かの異常を持った子をペットショップで見かることがあった場合、私ならそのまま見過ごすことができません。

しかし、ほとんどの場合はブリーダーさんなどによって発見され、処分されてしまうと聞いたことがあります。

仔犬を迎える際や始めて犬を迎える際の参考になれば嬉しいです。