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JR東日本長野支社は26日、特急「スーパーあずさ」に使用される特急形電車E351系の後継となる新型車両E353系の営業運転開始について発表した。12月23日の下り「スーパーあずさ1号」・上り「スーパーあずさ4号」から営業運転を開始し、その後は「スーパーあずさ」4往復(計8本)にE353系を使用する。

新型車両E353系は2015年夏に量産先行車が落成し、同年8月から各種走行試験などを行ってきた。現在は量産車の導入も始まり、長野支社の発表によれば営業運転を開始する12月23日の時点で計36両(基本編成9両・付属編成3両が3編成ずつ)を導入するという。

外観は「伝統の継承、未来への躍動」、内装は「南アルプスと梓川の『きよらかさ』、ビジネスの『機能性』とレジャーの『高揚感』」をコンセプトに開発され、E351系の振子式より左右の揺れが少ない空気ばね式車体傾斜装置を導入するなど、乗り心地の向上も図った。各座席にノートパソコンを置けるテーブルとコンセントも設置している。

量産車は仕様が一部変更され、全車両に動揺防止制御装置を搭載したほか、1・3・5・7・9・10・12号車(9号車はグリーン車)に荷物置場を設置している。量産先行車も営業運転のために必要な改造(量産車化改造)を行った上で営業投入する予定だ。

12月23日は松本駅6時51分発・新宿駅9時26分着の上り「スーパーあずさ4号」、新宿駅7時0分発・松本駅9時39分着の下り「スーパーあずさ1号」から営業運転を開始。新型車両E353系を使用する列車は下りが「スーパーあずさ1・11・23・29号」、上りが「スーパーあずさ4・18・22・36号」とされており、当面は大型時刻表でも「新型車両で運転」と記載される。今回の発表については「2017年10月現在の情報であり、今後のスケジュール等には変更が生じる場合があります」(長野支社)とのこと。