村上信五と黒木瞳がMCを務める「―音楽チャンプ」は毎週日曜夜9.58-11.05放送

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10/8にスタートした次世代スターを発掘するリアリティー・オーディション番組「今夜、誕生!音楽チャンプ」(テレビ朝日系)。MCを務めるのは、その豊富な知識と軽妙なトークで現在、司会、MCとして引っ張りだこの村上信五。アイドルという枠を超えた、その強烈な“個性”が生まれたきっかけや、番組にかける思いを聞いた。

■ いかに自分では気付いていないところを伸ばしてくれる人に出会えるか

この秋から、黒木瞳と共に「今夜、誕生!音楽チャンプ」(テレビ朝日系)のMCを務める村上信五。多種多様な番組で司会を務めている村上が、次世代のスターを生み出すオーディション番組を仕切る中で楽しさを感じることは。

村上:「このご時世、いかにコンプライアンスを守って、いいものを提供できるかということが大事になってくると思うんですよ。今はよく“締め付けが強いからいいものができない”“昔のテレビの方がムチャクチャできて面白かった”とかって言われるじゃないですか。でも、僕はそんなに悪いことでもないと思っていて。社会や学校でもそうですが、ルールという縛りの中で何ができるかに挑む楽しさもあるんじゃないかなって。そういう意味では、こういうオーディション番組も同じなんじゃないかなと。歌やったら歌という縛りがあって、その3〜4分の中でいかに自分の個性を表現するかってことですから」

くくりがあるオーディションという仕組みの中で、どんな個性が生まれてくるのか。挑戦者たちの今後への期待も大きい?

村上:「歌でもジャンルはさまざまですし、J-POPも非常に多様化してますしね。一人なのかグループなのかでも違うでしょうし…。でも、本人がどれだけ長くやっていきたいかっていうのが一番大きいんじゃないですかね。一瞬だけでもプロ気分を味わいたいというだけなのか、それとも一生を歌に捧げる気持ちでいるのか。それは見ている人には伝わってくるものでしょうし、そこが人の心に響くところになるんじゃないかな。僕自身は個性っていうものは、自分から『これが自分の個性です』って言うものではなくて、人に育ててもらう後天的なものである場合が多いと経験的に思うんです。個性は出会いによって生まれる…いかに自分では気付いてないことを伸ばしてくれる人に出会えるかという縁なんじゃないかなと」

■ オーディション経験は入所のときの1回だけ

村上自身にとっては、これまでに、そういう出会いのあるオーディションはあったのだろうか?

村上:「実は僕、オーディションって事務所に入るときの1回だけで、あとは受けたことがないんですよ。メンバーが“ドラマのオーディションを受けた”とかって話は聞いてましたけど。そういう意味では、この世界に向いていると見定めてくれたジャニーさんとの出会いは大きかったと思います。ゴルフの1打目と一緒で、そこで結果が変わっていたら、全然違う人生を歩んでいた。この世界に入ってからの人生の軌道の中では、大きな出会いがたくさんありましたけど、その根幹ですから」

今や毎日のようにバラエティー番組に出演。関ジャニ∞のみならず、村上個人でも、多くの番組でMCを務めている。アイドルだけではない、今の方向性を見出してくれた人との出会いも?

村上:「それは1つじゃないですよね。急にガバッと変わったわけでもなく、ゆるやかにこっちの方に来たというか…。世間的には『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)のイメージが強いとは思いますけど、そこに至るまでの過去があったからこそ、マツコ(・デラックス)が共演をOKしてくれて、スタッフさんが僕を呼んでくれたんでしょうし。自分で舵を切ったという感覚も多少はありますけど、そんなに大きくハンドルを動かしたっていう認識はないですから。それこそスタッフさんや共演者の方々に誘導されながら。本当にゆるやかに、今の形に変わってきたんだと思います」

■ その場を“中和”させるのが自分の役割

最後に、この番組タイトルにかけて、これまで自身がチャンプになった経験はあったか聞いてみた。

村上:「うーん、正直なったことないんですよ。関ジャニ∞というグループとして、CDチャートで1位はいただいてますけど、個人的には1回もない。でも、だからいいんじゃないかなとも思っていて。チャンプになった人の言葉って、説得力があるじゃないですか。圧倒的なカリスマ性があって、その言葉を聞かざるを得ないような重みがある。でも、僕は自分自身にそんなに説得力があるわけじゃないと思うんですね。だからこそ自分の“中和性”が出せるのかなと。番組の中でその場を中和させることが自分には向いているのかなって思うんです。それはもう、僕自身が1番を取ってきた人間じゃないからこそできることだし、やりやすい立ち位置なんですよね」