25日、中国メディアの毎日経済が、日本の中学生が手話通訳ロボットを開発したと伝えた。資料写真。

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2017年10月25日、中国メディアの毎日経済が、日本の中学生が手話通訳ロボットを開発したと伝えた。

記事によると、大阪市にある追手門学院大手前中学校のロボットサイエンス部が、手話通訳ロボットを開発した。このロボットは、9月に東京で行われたロボットコンテストで最優秀賞を獲得しており、11月に行われる世界大会に出場する。

リーダーで3年生の辰巳瑛さんは、「両親に聴覚障害があり、手話ができない人と聴覚障害者が気軽に交流してもらいたいと思っていた」と語ったという。

このロボットは、高さ約50センチ、幅約25センチ、重さ約3キロで、人の手の形をしている。ロボットサイエンス部の部員5人は、ロボットに使用できる市販の部品を買ってきて組み立て、音声受信用のタブレットを利用したという。

音声を認識して手話に変換するシステムがないため、タブレットで音声をカラーコードに変換した上でロボットに情報を発信し、ロボットが動くようになっているという。「おはよう」などの簡単な単語なら10秒ほどで手話に変換できる。

辰巳さんは、「母親がロボットを見て喜ぶ姿がうれしかった。いつか実用化につなげたい」と語った。

ロボットコンテストは、ロボットをプログラムで自動制御する技術を競う。チームが出場する部門は、ロボットの目的や動作を紹介し、その内容で順位を決めるというものだ。

世界大会は11月10日から12日にコスタリカで行われる。チームはロボットのさらなる軽量化や、英語での紹介を練習しており「最高のロボットだということを世界の人に知ってもらいたい」と語った。(翻訳・編集/山中)