中国は食の大国であり、長い歴史を背景とした豊富なメニューと世界で広く食されている中華料理を誇りに思う中国人は少なくない。日本でも中華の一部料理は家庭でも親しまれるほど、日本人の生活に浸透しているが、中国メディアの網易はこのほど、「日本人が一番好きな中華料理の第1位は中国人にとって理解し難い」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は食の大国であり、長い歴史を背景とした豊富なメニューと世界で広く食されている中華料理を誇りに思う中国人は少なくない。日本でも中華の一部料理は家庭でも親しまれるほど、日本人の生活に浸透しているが、中国メディアの網易はこのほど、「日本人が一番好きな中華料理の第1位は中国人にとって理解し難い」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本では中華料理が食卓に日常的に登場するほど家庭でも食される料理であることを紹介し、一部の調査を引用し、日本人の約82.7%の人が「中華料理が好き」と回答し、最も好きな料理は1位が餃子、2位が麻婆豆腐、3位が炒飯だったと紹介した。

 日本人にとって一番人気の中華料理が「餃子」だったということに対し、記事は「中国人からすると日本人の餃子の食べ方は珍しいもの」であり、それは「餃子をおかずとして白飯を食べること」だと指摘した。中国では餃子と言えば水餃子を指し、麺類のような感覚で「主食」として食べられている。そのため、日本では餃子といえば焼き餃子で、あくまでもご飯のおかずとして扱われていることが中国人としては理解し難いという思いにつながるのだという。

 また2位に選ばれた麻婆豆腐も、日本の麻婆豆腐は日本人の好みに合わせて改良されていて、日本と中国では味がまったく違うと紹介。中国では「麻」は痺れる山椒の辛さを意味する言葉で、花椒と呼ばれる山椒が使用される。だが、日本の麻婆豆腐には花椒はおろか、山椒もあまり使われないと伝え、中国人からすれば日本の麻婆豆腐は「塩辛く、微妙に甘く、痺れも辛さもまったくない料理」なのだとした。

 中国人にとっては、中華料理が日本人に愛されるのは誇らしいが、やはり味や食べ方などが本場と違うというのは少し複雑な気持ちになるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)