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もくじ

ー 「e-EVOLUTION」のコンセプト
ー 「e-EVOLUTION」のデザイン
ー デザインの狙い パジェロの面影も
ー 「e-EVOLUTION」の技術

「e-EVOLUTION」のコンセプト

『e-エボリューション・コンセプト』は、同社の強みだというSUV、EV、そしてシステムの融合による新たな運転体験という3つの価値をお客様に訴求する、技術的なプロトタイプだという。

・EVとの融合によるSUVのブレークスルー
・システムが生み出すクルマの新しい魅力
・三菱自動車のDNA、走りのパフォーマンス

を具現化している。

「新しいブランド・メッセージ「Drive your Ambition」に込めた想い、これからの三菱自動車のクルマづくりの方向性を提示します」と三菱は説明する。

「e-EVOLUTION」のデザイン

三菱自動車のブランド構築の柱のひとつとして、デザインアイデンティティの構築が重要な課題だという。

先述のメッセージ「Drive your Ambition」の方向性をデザインで表現するという哲学をもとに、探究心を刺激し行動を後押しするデザインを目標としているそうだ。

具体的にはどのようになっているのだろう?

デザインの狙い パジェロの面影も

フロントデザインは、「ダイナミックシールド」を進化させ空力機能を特化、ヘッドライトの下にエアインテークを配置し、風の流れを制御するとともに電動ブレーキキャリパーを効率的に冷却する機能を持たせている。前面のカメラ、センサー部にはブルーのラインを入れ、先進性を強調した。

高い地上高やショルダー部を張らせ、下部を絞り込むことによりSUVらしさを強調したサイドボディの断面、短いオーバーハングにより、軽快な運動性能を表現するとともに、四隅に張り出した筋肉質のホイール周りのデザインにより四輪駆動の力強いトルク感を表現する。

ボディサイドのシャープで彫刻的な水平基調のキャラクターラインによって、軽快な中にも、立体的で力強い印象。前方から後方に向かって伸びるルーフ両端のバーは、ルーフ全体をガードするプロテクターをイメージしている。

リアの大きな六角形はSUVとしてのシンボルだったパジェロのスペアタイヤをイメージ。特徴的なCピラーは、飛行機の垂直尾翼をイメージしてしている。

インテリアは、フローティングしたインストルメントパネル及び小型のメータークラスター、機能を集約したハイコンソール、前面大型ディスプレイにより、全く新しいコックピットを表現。

インストゥルメントパネルには「ホリゾンタルアクシス」と名付けた水平基調のデザインを採用し、走行時の車両状態を認知しやすく、すっきりとした形状で良好な前方視界も確保しているという。

技術面にもアピールしたいポイントがあるという。

「e-EVOLUTION」の技術

EVシステム

小型かつ高出力モーターをフロントに1機、リアに2機とするパワートレインレイアウトと大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載。

駆動用バッテリーを車両中央のフロア下に配置することによって低重心化を推進し、卓越した操縦安定性の実現に貢献する。

4WDシステム

フロントに1機のモーターと、リアに新開発の「デュアルモーターAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)」で構成するトリプルモーター方式の4WDシステムに、三菱自動車が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)」を適用した。

AIシステム

車載AIはドライバーの運転をアシストするために採用された。多くのセンサーで、刻々と変化する道路環境や交通状況を認知し、さらにその瞬間のドライバーの操作からドライバーの意思を的確に読み取る。

なお、独自のコーチング機能も備わるという。自動運転機能から導き出された基準となる運転操作と、ドライバーの実際の運転操作を比較することで、ドライバーの運転技量を把握し、運転技量を向上させるメニューを考え、音声対話や前面大型ディスプレイ表示を使ってアドバイスする。

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