中国・北京の人民大会堂で会見する習近平国家主席(2017年10月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は25日、新指導部の選出を受け国内外の記者団を前に会見を行い、外国メディアに「中国各地を訪れ、見識を深める」よう促し、「客観的な報道を歓迎する」と述べた。しかし、この会見には欧米の一部主要メディアは招待されなかった。

 この日、中国共産党トップの総書記に再選された習主席は200人以上の記者が集まった会見場で「客観的な報道や建設的意見を歓迎する」と述べるとともに、「われわれの友人の記者の皆さんにはこれからも中国の発展と進化を注視し、中国のより多くの側面について見識を深め、報道していってもらいたい」と語った。

 しかし、その場には米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)、英政治・経済誌エコノミスト(The Economist)、英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)、英紙ガーディアン(Guardian)、英BBCの記者の姿はなかった。

 中国外国記者協会(FCCC)は「中国当局が気に入らない報道をする記者を罰する」というメッセージを伝えるために一部の外国メディアを排除したとの認識を示し、「メディアのアクセスを利用することは報道の自由の原則に甚だしく違反する」と非難した。

 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」が発表した2017年の「世界報道の自由度ランキング(World Press Freedom Index)」によると、中国は下から5番目の176位に沈んでいる。
【翻訳編集】AFPBB News