25日、「世界最大の便座生産基地」と言われる中国浙江省台州市では現在、研究者たちが、便座内に専用の浄水器を設置し、紫外線ランプで温水を消毒殺菌し、ノズルから出る水を飲むことさえできる世界初の技術の開発に取り組んでいるという。資料写真。

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中国で「便座」といえば、日本を旅行した人が必ずというほど買って帰る「日本製温水洗浄便座」が一世を風靡した。だが「世界最大の便座生産基地」と言われる中国浙江省台州市では現在、研究者たちが、便座内に専用の浄水器を設置し、紫外線ランプで温水を消毒殺菌し、ノズルから出る水を飲むことさえできる世界初の技術の開発に取り組んでいるという。20日付で中国メディアの澎湃新聞網が伝えた。

記事によると、この研究に参加している黄(ホアン)さんは、この「光浄盾」と呼ばれる技術を採用した中国製便座について、「ノズルから出る水は、精製水と同じレベルの清潔さだ。さらに部品を交換することなく長期間使用できる」と自信を示しており、実際に研究者の一人がノズルから出る水をコップで受け止めてその場で飲んで見せたという。

中国では今年の国慶節(建国記念日、10月1日)前に、「欧米の先進国の消費者が、中国製便座をこぞって買うようになっている」との報道が話題を呼んだ。ただ、この便座は温水洗浄便座ではなく、いわゆる普通の便座。さまざまな図柄がプリントされているというデザイン性が人気の要因だという。しかし記事は、「実は中国が生産するスマート便座には、ハイテクが散りばめられている」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)