フランスでバター不足が深刻化、クロワッサンなどに打撃

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[パリ 24日 ロイター] - フランスでバター不足が深刻化し、商品の棚が空になるスーパーが出るなどの事態が発生している。

欧州連合(EU)が2015年に生乳の生産上限を撤廃し、価格が急落したため、昨年は生産者が生産を削減。これに加え、一時は健康的でないとして避けていた消費者がバターをより好むようになったことに伴う世界的な需要増で、品不足に拍車がかかっている。

特にバターは、過去1年間でキロ当たりの価格がそれまでの2倍となる6ユーロ(約800円)を超える記録的水準に達し、材料の4分の1をバターが占めるクロワッサンや焼き菓子メーカーは苦戦を強いられている。

乳製品市場では、需要が最盛期となる年末の休暇シーズンまでは品不足の影響が続くとみられている。