シャラポワとプイグ、ハリケーン被災地を訪問「痛みを分かち合いたい」

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元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)がモニカ・プイグ(プエルトリコ)とともにプエルトリコを訪れ、先月の超大型ハリケーンの被災者に救いの手を差し伸べた。

「リオデジャネイロ・オリンピック」の金メダリストであるモニカ・プイグはプエルトリコへの帰省途中でマリア・シャラポワと合流し、猛威を振るった先月のハリケーン被害からの復興を支援する活動として、被災者に生活必需品を届けた。

9月にイルマ、マリアの2つのハリケーンが直撃し、甚大な被害を受けたプエルトリコでは、いまだに90%の地域で停電が続いている。

ハリケーンの直後に、プイグは募金を呼び掛けるホームページを立ち上げ、これまでに約15万ドルが集まっている。また、24歳のプイグは、「BGL BNPパリバ ルクセンブルク・オープン」での準優勝を、プエルトリコの国民に捧げた。

プイグとシャラポワが送った援助品には、ライト付きのソーラーパワーラジオ1000個、ガスコンロ1250台、ガスカートリッジ3000本、そして、サン・ホルセ小児病院への医薬品などが含まれている。それとは別に、プイグのスポンサーであるATTから携帯電話を200台、赤十字とリッキー・マーチン・ファウンデーションが提供した個別包装された野菜も送られた。

空港でプエルトリコ知事のリカード・ロセージョの歓待を受けた後、両選手はサン・ホルセ小児病院の患者を慰問し、医薬品を寄付した。この後2人は、最も被害が大きかった地域の一つであるロイサへ向かい、救援を待つ何千人もの住民にプイグが持参した物資を配った。

「プエルトリコの人々がどれほど素晴らしいかを私たちは知っています。だから、少しの時間でも一緒に過ごしたいと思いました。私たちはプロテニス選手ですが、結局はみんなと同じ人間です。ですから、被災者の痛みを感じるし、その痛みを分かち合いたいのです」とシャラポワは記者会見で語った。


(テニスデイリー編集部)

※写真は被災地を訪れたシャラポワとプイグ
(Photo by Gladys Vega/Getty Images)