26日、韓国メディアによると、韓国の李洙勲新駐日大使が「文在寅大統領は私に『日本に行けない理由は1つもない。いつでも行くことができる』と話した」と明らかにした。資料写真。

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2017年10月26日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の李洙勲(イ・スフン)新駐日大使が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は私に『日本に行けない理由は1つもない。いつでも行くことができる』と話した」と明らかにした。

李大使は25日、ソウル市内で開かれた記者会見で上記のように述べ、「(首脳の日本訪問の)空白期間があまりに長いため、大統領の一度の訪問は私が働くより何千倍、何万倍も効果がある」と強調した。李大使の発言は文大統領が日韓首脳会談で約束した「両国のシャトル外交復活」への強い意志を反映したものとみられている。外交界では日本が推進している日中韓3カ国首脳会談が開催される場合、自然な流れで文大統領の訪日も実現すると予想されている。韓国首脳の日本訪問は2011年12月を最後に途絶えている。

また、李大使は歴史問題とその他の協力課題を分けて考える政府の「ツートラック基調」に基づき、「未来志向型の両国関係の発展」などに最善を尽くす考えを明らかにした。文大統領は李大使に信任状を授与した際、「過去の歴史問題と未来志向型の両国関係の発展をバランスよく進めてほしい」と求めたという。李大使は15年末の日韓慰安婦合意についての意見を求める質問に対しても「過去の歴史は敏感な問題であるため、日本へ行く大使がコメントするのは望ましくない」と述べて回答を避けた。さらに、日本の天皇の訪韓の可能性については「日韓関係の改善に大きく寄与するはずなので実現してほしい」としつつも、「さまざまな現実的な制約があるようだ」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーらは「日本の天皇の訪韓を期待している。日本が過去を反省し、和合を実現するきっかけになるよう…」「日本の天皇の訪韓は難しいのでは?安倍首相が許さないだろう」「今の日韓関係を変えられるのは日本の天皇の訪韓しかない。真剣に検討すべき問題であることは事実」などのコメントを寄せ、天皇の訪韓問題に大きな関心を寄せている。

また、慰安婦問題については「慰安婦被害者の意見を無視した合意は最初から無効!」「回りくどいのは面倒。文大統領が慰安婦問題を解決すると約束したのだから、日本に言いたいことをはっきり言うべき」「行けない理由はある!日本が慰安婦合意の再交渉を約束するまでは駄目」など合意の破棄を求める声が多い。

その他「日本には行かないで。どうせ何も解決できずに帰って来るのだから税金の無駄。そのお金で慰安婦被害者らを支援した方がいい」と主張する声や、「文大統領は愛国大統領だから日本には行かないだろう」と予想する声、「そもそも日本に呼ばれてないのでは?」と指摘する声などがあった。(翻訳・編集/堂本)