私たちの意志とは関係なく心臓は動き続け、肺は1日9000リットルもの空気を吸い、脾臓では毎秒200万もの血球が死に、同時に200万もの血球が骨髄から生まれています。大腿骨は鋼鉄よりも頑丈、1セントコインほどの大きさの骨がなくなると人はバランスが取れなくなるなど、人体の驚くべき仕組みがYouTubeのムービーでまとめられています。

Your Body Is Amazing Pt. 2 - YouTube

肺にある気管支を全てつなげると、その長さは2400kmに達します。



これは、万里の長城の4分の1にあたる長さ。



人間が音や声を聞けるのは、耳の中にある非常に小さな3つの骨のおかげ。これらの骨は全部合わせても1セント硬貨と同じくらいなのですが、人体で最も小さいアブミ骨を含めた3つの骨がなければ人は音が聞こえなくなるだけでなくバランスも取れなくなります。



人体で最も長く強い骨・大腿骨は、鋼鉄より頑丈で、コンクリートの4倍の強度があるそうです。



さらに骨について言うと、生まれてきたばかりの赤ん坊は300もの骨を持っていますが、大人になると骨の総数は206個まで減少します。これは、頭蓋骨や骨盤など、赤ん坊の頃は分かれていた骨が成長とともにくっついていくため。



肺は1分あたり13リットルの空気を吸うことが可能。1日あたりだと吸入量は8000〜9000リットルに上ります。



また、どんなに限界まで息をはき出しても、肺の中には必ず1リットルの空気が残るとのここと。同様に、胃は中には何もなくなっても5分の1カップの塩酸が残されています。



食道は、人が逆立ちしても胃の中のものが逆流しないようにコントロールします。これは、筋肉が蠕動(ぜんどう)運動という動きを行い、入って来るもののの流れを単一にしているため。



ただし、時には逆流し、吐いてしまうこともあります。



脳のうち、視床下部というところは体が37度前後の適温になるように、発汗や血流の調整を行っています。



外気温が高くなると血管は拡張して体温を高め、汗を出すよう調整。体表の汗が蒸発することで体温が低くなるようにコントロールされます。



逆に外気温が低くなると血管が収縮して、体の中でも重要な臓器に優先的に血液が流れるよう調整されます。



臓器の中で肝臓は一番の働き者で、毎日300以上の機能を担っています。そのためサイズも臓器の中で最大。



肝臓は私たちが食べたもの、飲んだものを全てフィルターにかけます。グルコースをグリコーゲンとして貯蔵し、消化を助ける胆汁を生成し、鉄をフェリチンというタンパク質の形で貯蔵することなどが肝臓の役割の一例です。



血液のpHを規則正しく維持するため、肺と腎臓は一緒に働きます。血液の最適なpHは7.4で、もしpHが7.8よりも高くなったり6.8よりも低くなったりすると、人は死に至るとのこと。



pHが高くなりすぎると体はアルカリ性に傾くため、体を酸性に傾けようとして腎臓は重炭酸イオンを体外に排出し、肺は二酸化炭素を取り込みます。



逆にpHが低くなると体が酸性に傾くため、腎臓は水素イオンを排出し、肺は二酸化炭素を体外に出すことで体をアルカリ性に傾けます。



体内に2つある腎臓は、いずれもコンピューターのマウスほどか、それ以下のサイズ。2つあるうちの1つが機能しなくとも人間は生きていくことが可能ですが、その機能は75%にまで落ちます。腎臓の中には100万〜200万ものネフロンと呼ばれる腎単位が存在し、1時間あたりで110〜140リットルの血液をフィルタリングします。つまり、人間の血液は小さな腎臓を通して1日400回もフィルタリングされているということになります。



血管は10万kmのネットワークを持ち、その中を25兆もの血球が流れています。



毎秒200万もの血球が脾臓によるフィルタリングで死亡します。



しかし、その一方で骨髄が毎秒200万もの血球を生み出しています。



髪は人体で2番目に成長スピードが速い部分で、年間6インチ(約15センチ)ほど成長します。しかし、人によって速度は異なり、過去の調査からは男性の方が女性よりも成長速度が速い傾向にあることがわかっているとのこと。



新生児の肺は液体で満たされていますが……



生まれて10秒もすると、新しい環境に反応して息を吸い込み液体をはき出します。そして、その後は死ぬまで肺を空気で満たすという呼吸を行っていくというのも不思議です。