秋の味覚といえば、やっぱりサンマ。

写真拡大

【写真を見る】秋味と呼ばれるサケも、今年は不漁。

秋の魚といえば、サンマを思い浮べる人も多いはず。しかし、今年は海水温が高い「暖水塊」のために、冷たい海水を好むサンマが日本に近づかないまま、太平洋を南下してしまったようです。そのため、記録的な不漁だった昨年をさらに下回り、漁獲量が11万トンにまで減少しています。

 

■ 不漁のせいでイベントまで中止に!

獲れる量が少なくなれば、当然、価格は上がります。それだけでも、わたしたちには痛手ですが、今年は漁獲量が少なすぎて、とうとうイベントにまで影響が出ています。宮城県気仙沼市では、サンマを無償で振る舞うイベントを企画していましたが、不漁により9月10日の開催予定を17日に延期しました。それでも充分な量の水揚げが見込めないために、最終的に中止になってしまったのです。

 

■ 海水温の悪影響はサケやスルメイカにも

サケやスルメイカが不漁なのも、サンマと同じく海水温の影響のようです。サケは、放流時の海水温が適さずに死滅。スルメイカは、太平洋を北上して日本海に回る途中で死滅したと見られています。漁師や小売り、そして加工業者も不漁の痛手を受け、深刻な問題となっているのです。

 

■ サンマ以外の秋の味覚は?

食欲の秋がこれからやってきて、食事がますます楽しくなる季節。家計をあずかる主婦は、値上がりや食材の不足で苦労しそうですが、その分、腕の見せどころでもあります。秋はサンマ以外にも、サバ、アジ、カツオ、イワシなど、おいしくて栄養豊富な魚がたくさん獲れます。楽しく調理して食卓を彩りつつ、秋の風情を目や舌で楽しみたいですね。

 

■ 【関連レシピ】さんまの塩焼き 薬味だれ

美味しいサンマが手に入ったら、いつもと違う味を試してはいかが?

<材料>(2人分)

さんま…2尾

ししとうがらし…6本

薬味だれ

 ・万能ねぎの小口切り…3本分

 ・しょうがのみじん切り…小さじ1

 ・酢…大さじ1

 ・しょうゆ…小さじ2

 ・砂糖…小さじ1/2

・塩

<作り方>

1.さんまは頭と尾を落として半分に切り、菜箸などでかき出してはらわたを除く。塩適宜をふり、ししとうとともに魚焼きグリルで焼く。こんがり焼き色がついたら返して同様に焼く。

たれにはほんの少し砂糖を入れて味をまとめる。砂糖が溶けるまで混ぜる。

2.器にさんまを盛って、薬味だれをかけ、ししとうを添える。