「華厳ノ滝」の紅葉の見ごろは10月下旬まで。滝と紅葉がつくり上げる壮大な景色は必見/©pixta

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栃木県日光市といえば、修学旅行先などの観光地として人気が高い地。この日光市街から「いろは坂」を抜けた先の奥日光エリアには、三大名瀑の華厳ノ滝(けごんのたき)・竜頭ノ滝(りゅうずのたき)・湯滝がある。北関東最強のパワースポットであり、紅葉スポットとしても有名だ。今回は、湯滝を中心に3つの滝と周辺のおすすめポイントを巡る旅をご紹介!

中禅寺湖を運航する「中禅寺湖クルージング」。定員500人の大型船でゆったりと過ごせる

■ 日光の顔・華厳ノ滝と中禅寺湖で自然の美に感動

まずは日光の代表的な観光スポットである「華厳ノ滝」へ。日本三名瀑の一つで、中禅寺湖の水が高さ97mの岸壁を流れ落ちる姿は圧巻だ。エレベーターを利用すれば、滝つぼを間近で見学でき、水が作り出す力強い演出に心奪われること間違いなし!

ダイナミックな滝の姿に心がスッキリしたら、次は中禅寺湖に向かおう。こちらの湖も日光ではおなじみのスポットだが、今回は見るだけでなく、趣向を凝らしてクルージング体験に挑戦!「中禅寺湖クルージング」では、湖周辺の名所を巡る定期便「名所廻り」に加えて、10月下旬までの紅葉シーズンには不定期に「もみじ廻り」が運航する。鮮やかな色合いの葉が湖畔に映える景色を湖上から眺めよう。乗船料は大人1250円。

■ 中禅寺湖近くでフレンチのランチ&「竜頭ノ滝」で紅葉狩り

湖のクルージングを楽しんだあとは、ランチで近くのフレンチレストランへ。「欧州浪漫館シェ・ホシノ」では、中禅寺湖特産のニジマス、奥日光の名産・湯葉など、栃木産の素材をふんだんに使った料理を味わえる。昼と夜共に、ア・ラ・カルトとプリフィックススタイルのコースを提供。

ランチのあとは「竜頭ノ滝」まで足を延ばそう。ここは、男体山の噴火でできた溶岩の上を流れ落ちる滝。滝つぼ近くの大きな岩が流れを二分し、その様子が竜の頭に似ていることから、この名がついた。紅葉も楽しめるので、秋は特におすすめ!

ちょっとお茶をしたくなったら、竜頭ノ滝の目の前にあるひと休みどころ「龍頭之茶屋」に立ち寄ろう。こちらでは、滝を眺めながら茶屋特製のおぞう煮600円などの軽食メニューを食べられる。日光特産物も多く扱っており、おみやげ選びにも最適。

■ 旅一番の目的地「湯滝」で奥日光三名瀑巡りを締めくくる

そして旅の最後は、今回一番の目的地「湯滝」へ。高さ70m長さ110mの滝で、「華厳ノ滝」「竜頭ノ滝」と並んで奥日光三名瀑の一つと言われている。遊歩道が整備されており、滝つぼや落ち口、滝の側面をすぐ近くで見ることができ、その迫力ある景色に圧倒されるはず。特に秋は、錦色に染まった紅葉木との共演が素晴らしく、いつまでも見ていたくなる風景だ。

「秋Walker首都圏版2017」では、さまざまな紅葉絶景スポットをご紹介!ぜひ休日はお出かけして、美しい自然を見て心身共にリフレッシュしよう。【東京ウォーカー編集部】