元同僚のエドゥアルドのユニホームを肩にかけ勝利を喜んだクリスティアーノ。得意のミドルで試合を決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[天皇杯準々決勝]柏 1-0 川崎/10月25日/等々力
 
 天皇杯ベスト4進出を懸けた一戦で、試合を決めたのは柏のエース、クリスティアーノだった。
 
 61分、キム・ボギョンからのショートコーナーを受けたクリスティアーノは、ゴールから約25メートルの位置で右足を一閃。
 
「ボギョンからのパスが非常に良い角度で入った。エリアの外からのシュートは得意としている。思い切って振り切った結果、良い角度で飛んでくれました」と、スタジアムがどよめく強烈な一発を突き刺し、チームを2年ぶりのベスト4へ導いた。
 
 下平隆宏監督は「経験があって、うちではキングと呼ばれていますが、それくらい自己主張がある。でも、チームのためにとことんやり尽くせる男なので、そこはリスペクトしています。立ち上がりはボールロストをしてリズムに乗れなかったが、中盤になったらチームのために走ってボールキープをしてくれた。前半に簡単なシュートを決めずに、後半に難しいシュートを決めるのはクリスらしい」と、評価した。
 
 この日はワントップとして身体を張り、川崎のセンターバックを務めるエドゥアルドや奈良竜樹と迫力の攻防を展開。ブラジル時代や柏時代のチームメイトで、試合後にはユニホーム交換をしたエドゥアルドは「彼は素晴らしい選手。あのようなシュートを打てると知っていたが、決められてしまった」と、その決定力を称賛した。
 
 週末の日曜日(29日)にはリーグ戦で再び川崎と対戦する。「得点を取るのが自分の仕事」と言い切る男は連勝を誓った。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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