犬が飼い主の上に乗っかって寝る時の心理

犬が飼い主の上に乗っかっている姿を見ると「甘えているのかな?可愛い」と感じる人も多いでしょう。しかし、実はこの行動には、飼い主を頼っているという意味以外にも、衝撃的な意味が含まれている可能性があるのです。

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まずは犬が何かに怯えていたり、不安に思うことがある場合に、1人で寝るよりも飼い主さんと一緒に寝ることで安心感を得たいと感じているため、飼い主の傍に寄り添って寝ることがあります。

休もうとした直前に何か外で物音がしたり、工事が始まったなど、様々な要因が考えられます。人間にとっては気にしないような小さな事でも、犬にとっては大事になってしまうのです。

上に乗ってくるというのは、傍に寄り添うよりも飼い主さんに対して「助けて」「不安を取り除いて欲しい」という強い気持ちの表れです。

他の場所や外の方をチラチラと見ていたり、小さく震えているようであれば、撫でてあげるなどして不安を和らげてあげましょう。

◆峇┐いらくっついて寝たい」

「寒い時には人肌が恋しくなる」という言葉を耳にしますが、犬も寒い時は飼い主さんの体温で暖まりながら寝たいと思うものです。特に甘えん坊な子の場合には、寒くなると頻繁にくっついて寝ようとするのではないでしょうか。

この理由の場合は、完全に上に乗ってしまうのではなく、顎や前足だけを乗せて寝るなど、身体の一部を飼い主の上に乗せて寝ることが多いです。

「おまえの方が下なんだぞ」

そして一番重要なポイントがこちらです。そもそも犬は飼い主をリーダーだと思っていれば、上に乗ることはありません。

犬社会において、相手の上に乗るという行為は「俺の方が上なんだぞ」という優位な立場を相手に示す意味があるとされています。そのため、先ほど紹介したように震えているなどの特例がない限り、この理由で飼い主の上に乗っかって寝ている可能性が高いのです。

したがって、犬の気持ちとしては「飼い主より俺の方が上の立場だから、飼い主の上に乗って寝よう」ということなのです。飼い主としては心外な理由ですが、犬社会のルールから見るとこの理由が多く当てはまってしまうのです。

飼い主の上に乗る行為を止めさせよう

上記で紹介したように、犬が飼い主の上に乗っかって寝る場合、高い確率で飼い主より自分の方が上だと思っています。そうなってしまうと、後々様々なしつけをする際に言うことを聞かなくなってしまったり、外出する際に飼い主が愛犬をコントロールできなくなってしまうなどの問題が発生しやすくなります。

また、現状は上下関係が逆転していなくても、この行為を容認してしまうことで、「僕の方が優位だ」と後に勘違いしてしまう可能性も高いです。そのため、早い内からこの癖を直す必要があります。

そもそも同じ寝床では寝ない

そもそも犬は自分より上位の者と同じ寝床で寝ようとしません。そのため、基本的には同じベッドで寝ること自体をやめるべきでしょう。

例えば、飼い主が少し昼寝をする時は一緒に寝ても良いけれど、夜は自分の犬用ベッドで寝かすなど、しっかりとメリハリを付けてあげることで、飼い主さんの方が上の立場であるという状態を守ることができます。

今までベッドで寝ていたのに、いきなり「100%ダメ」と教えても、犬は「なんでだろう?」と疑問を持つだけで終わってしまいます。徐々に飼い主のベッドから離すという方法をとると良いでしょう。

上に乗ってきても絶対撫でない

愛犬が自分の上に乗ってきた時、「甘えているのかな?」などと撫でてしまっていませんか?これは飼い主の上に乗ることを容認している行為ですので、甘やかしてしまうような態度は絶対に止めましょう。

上に乗ってしまうことを止めさせるためには、「飼い主の上に乗ることはダメなことだ」と教えなければいけないので、断固として拒否しましょう。

しかし、「ダメだろ!」と大声で怒鳴ったりしても意味がありません。犬は「なんでこんなに大きな声を出すのだろう」と怖がるだけで、乗ってはいけないということに繋がらないだけでなく、飼い主との信頼関係も薄れてしまいます。

犬が乗ってきたら、まずは無言で抱っこし、床に下ろしましょう。言葉はかけなくても大丈夫です。すると犬は最初、「なんで下ろされたのだろう?」と再度乗ってこようとするでしょう。そしたらそこで「ダメ」と低い声で言いながらストップをかけてください。

これは根気強く続けることで、徐々に犬側も理解していきますので、頑張って続けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。犬が自分の上に乗って来ると、最初は誰でも「甘えているのかな?」と可愛く思ってしまうものです。しかし、これは飼い主さんのことを自分と同等、あるいは自分の方が上だと認識している可能性が高いため、今後のためにも止めさせましょう。