横浜FMが2大会連続4強入り

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[10.25 天皇杯準々決勝 横浜FM1-0磐田 ニッパツ]

 天皇杯は25日、各地で準々決勝を行い、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスがジュビロ磐田と対戦し、1-0で勝利した。横浜FMは2大会連続の4強入り。磐田は大会準優勝の2004年度以来、13年ぶりのベスト4進出とはならず、準々決勝敗退となった。

 横浜FMは21日に行われたJ1第30節鹿島戦(3-2)から先発7人を変更。DFミロシュ・デゲネク、DF下平匠が累積警告で出場停止となり、DF栗原勇蔵が6月18日に行われたJ1リーグ第15節FC東京戦(1-0)以来、約4か月ぶりとなる公式戦先発でセンターバックに入り、負傷明けのDF松原健が右サイドバックに入った。

 磐田は新潟戦(2-2)から先発6人を入れ替え、主力組のMF中村俊輔が天皇杯初スタメンに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半5分、MF山田大記が負傷交代となり、MF松本昌也が緊急投入された。開始早々アクシデントに見舞われた磐田だったが、前半11分、中村が左足で蹴り込んだ右CKのこぼれ球をおさめた松本が反転右足シュートを狙ったが、至近距離でGK飯倉大樹がファインセーブ。対する横浜FMは前半16分、MFダビド・バブンスキーがPA手前からミドルを狙ったが、枠を捉えられなかった。

 前半終了間際は磐田が好機を迎える。44分にFKを獲得。キッカーの中村が約40mの位置から左足で直接狙うと、精度の高い弾丸シュートは枠を捉えたが、GK飯倉がファインセーブ。前半アディショナルタイムにはMF上田康太が左足で蹴り込んだ左CKをDF高橋祥平が頭で落とし、ファーサイドに流れたボールをDF藤田義明が押し込んだが、家本政明主審の判定はオフサイドだった。

 スコアレスで折り返した後半は一進一退の展開が続き、同9分、横浜FMはバブンスキーが蹴り込んだ右CKをフリーのFW富樫敬真がヘディングで叩いたが、ゴールライン際でカバーに入った中村がスーパークリア。後半15分にはワンツーの形で抜け出した中村が左足で浮かせたシュートを狙ったが、わずかにクロスバーを越えた。

 膠着した展開が続くと、後半31分、磐田は2枚目の交代枠を使って中村を下げ、MF太田吉彰を投入。横浜FMも後半35分に同時に2枚を替え、富樫を下げてFW伊藤翔、前田を下げてMF天野純を投入し、その直後に均衡を破った。

 後半36分、ダビド・バブンスキーが右に展開し、走り込んだMF遠藤渓太がPA右からグラウンダーの鋭いクロスを入れると、GK三浦龍輝が触ったボールがDF高橋祥平に当たり、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

 幸運な形で先制に成功した横浜FM。磐田は最後の交代枠を使ってMF松浦拓弥を投入して猛攻をかけると、後半アディショナルタイム4分、PA右手前から藤田が左足で狙ったミドルシュートは惜しくも左ポストを直撃してしまう。そのままタイムアップを迎え、1-0で逃げ切った横浜FMが2大会連続のベスト4進出を決めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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