お酒を飲んで酔い始めると、だんだん心地よくなり気分が高まるなどして、感情に変化が現れますよね。お酒は他人とのコミュニケーションを容易にしてくれるため、人間関係を深めるためにしばしば利用されます。そして男女関係にも一役買ってくれるありがたい存在です。今回は酔うと異性がいつもより魅力的に見えてしまう「ビール・ゴーグル効果」 についてご紹介しましょう。

異性を魅力的に感じてしまうビール・ゴーグル効果

酔いとはアルコールが血液の流れにのって脳まで運ばれ、脳が麻痺することで起こります。脳が麻痺すると物や人に対する見え方・捉え方が変わったり、また普段は理性によって抑えている本能が出てきてしまったりします。ところで男女の関係にお酒はつきもの、お酒が男女の縁を深めてくれることはよくありますよね。お酒に酔ってくると、会話が弾み気持ちが大きくなるに従って、なんだか相手が素敵に見えてくることはありませんか。お酒は異性をいつもよりずっと魅力的に見せる魔力を持っているんです。それを「ビール・ゴーグル効果」と呼んでいます。

脳が麻痺して理性が働くなることが原因

ビール・ゴーグル効果は酔いで脳機能が麻痺することで起こります。脳には理性をつかさどる部分と、本能をつかさどる部分があります。他の生物と違って人間は理性を司る部分が発達しているため、普段は本能がむき出しになることはありません。しかし酔うと理性をコントロールすることができなくなります。すると本能が現れやすくなり、普段抑えている攻撃的な感情や性的な欲求が出てきてしまうのです。また酔いによって人の顔を認識する力も落ちるため、正確に相手の顔を判断することができなくなります。そのためいつもはなんとも思っていないはずの異性が、急に美人・美男に見えてきて惚れ惚れとしてしまう。このようなお酒によるビール・ゴーグル効果はよくあることなのです。

酔いが覚めると消失するビール・ゴーグル効果

合コンなどのお酒の席では、あんなにドキドキして魅力的に見えたあの人。ところが数日後に会ったら全く別人のように思えた、なんていうビール・ゴーグル効果はよくあることです。それからつい飲みすぎてその場で男女間の過ちが起こりやすいのもビール・ゴーグル効果によるもの。 お酒の席で意気投合し魅力を感じた相手に対し、そのまま信じてしまうのは危険なことともいえるわけです。お酒に飲まれて後で後悔しないように、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。


writer:Akina