ホンダは「すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを提供する」という想いによって開発されたクルマやオートバイが展示されています。今回ホンダブースで目を引いたのはHV、PHEVそしてEVなど電動化モデルの充実したラインアップです。

ホンダは従来から「カーボンフリー社会の実現」に向けて様々な技術・商品の開発に取り組んでおり、昨年2030年までに販売総数の3分の2を電動化することを発表しています。その電動化に移行する中で、中心となるのはPHVと考えており、2018年の夏にクラリティPHEVを導入します。

ガソリン車と同等のユーティリティ性能を備えて、100km以上のEV走行そしてモーター走行の特徴である高い静粛性とシームレスな加速を実現しています。このクラリティPHEVは今後のホンダの電動化戦略の第一歩となるモデルです。

メインステージ上には3台のEVが展示されています。スーパーハイトワゴンのような四角いデザインが特徴のホンダNeuV(ニューヴィー)はEVシティコミューターです。AIや自動運転技術を搭載し、ドライバーの表情や声の調子からストレスの状況を判断して安全運転のサポートを行います。さらにライフスタイルなどを学習してより新しいドライブを提案します。

同じくEVシティコミューターのホンダアーバンEVコンセプトは双方向通信を搭載し、クルマ自身が人と社会とより楽しくつながります。EV独特のパッケージングによりコンパクトなボディですが、広いキャビンスペースを確保しています。このアーバンEVコンセプトは2020年に販売予定です。

そしてワールドプレミアとなったのが、操る喜びをEVで表現したホンダスポーツEVコンセプトです。このスポーツEVコンセプトはEV専用のプラットフォームにより、低重心化を実現し、より意のままに操ることができ、スポーティな走りを実現しています。

EVのコンセプトカーをはじめ、PHEVのクラリティ。そしてハイブリッド車を設定するCR-Vやレジェンド、ステップワゴンなどホンダの電動化攻勢が一気に始まりました。しかし、ホンダは電動化されても「役立つ喜び」・「操る喜び」を提供してくれるでしょう。

(萩原文博)

【東京モーターショー2017】ホンダはHV、PHEV、EVなど電動化モデルで「役立つ喜び」「操る喜び」を提案(http://clicccar.com/2017/10/25/524414/)