首都高速は高速じゃない?

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首都高速は、首都である東京のほか、神奈川、埼玉、千葉と一都三県にまたがって延びている道路の総称です。この首都高速には「高速」と名前がついていますが、その実「高速道路」ではありません。

首都高は高速道路ではない?

高速道路の定義は、高速道路自動車国道法によって定められています。実は首都高速はそれに含まれておらず、地域高規格道路とされています。もちろん後者も広義の意味では高速道路といえるのですが、厳密には自動車専用道路という扱いです。そのため首都高速では、一部路線をのぞいた都心部を走る道路の速度制限は60キロに定められています。これは一般道と同じものです。

歴史はどのようなもの?

首都高速は、1964年、つまり昭和39年に東京オリンピックが開催されるにあたり急ピッチで整備されました。それ以前にも戦後の都市復興計画のひとつとして首都に高速道路を走らせる計画がありました。その時は、幅100メートルの道路が建設できる敷地が確保されていましたが、その後に計画が縮小されてしまいました。首都高速の最初の路線が開通したのは1962年の12月20日で、京橋と芝浦の間の4.5キロが開通しました。そして、現在の総延長は300キロを越えていますから、首都高速はめまぐるしい発展をとげてきたということがわかるでしょう。