『TRICK』『時効警察』のDNAを受け継いだドラマが誕生「久々に上質」と話題

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『TRICK』や『時効警察』など数々の“伝説ミステリードラマ”を生み出した、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠(毎週金曜23:15〜)。そこで10月20日よりスタートしたばかりの『重要参考人探偵』が、「久々に上質なコメディミステリーが帰ってきた!」と話題になっている。

「月刊フラワーズ」(小学館刊)で連載中の絹田村子氏による同名漫画を初映像化した本ドラマは“なぜかいつも死体の第一発見者になってしまう不幸体質の男”弥木圭(玉森裕太)が周防斎(小山慶一郎)、シモン藤馬(古川雄輝)らモデル仲間たちと殺人事件の謎を解いていくコメディ調のミステリードラマだ。

金曜ナイトドラマのDNAを見事に受け継いだ作品となっており、可笑しさと本格感のバランスが良く、独特の世界観の構築に成功している。ドラマの作風も、ストレートに面白さを追求している潔さがあり、見ていてスッキリ気持ちが良い。明るく見やすいタッチ、本格感と笑いのこだわりが詰まっている作風には、集結したクリエイターの自信すらも感じられる。

また、『時効警察』のスタッフ・キャストも多数参加。同作でトレンチコートが似合っていた豊原功補が、本作では強面の刑事役を担っている。さらに、『時効警察』を生み出した監督の一人、塚本連平がチーフ監督としてメガホンをとっている。

そして、ミステリーとしての魅力が存分に詰まっているところも、特筆すべき点。第1話では時計メーカーを舞台に嫉妬、羨望、愛憎が重なりあって事件が起きる様を見事に描き出した。サラリーマン社会の“あるある”も盛り込まれ、観ている人が「うわー、イヤな人」「部下が可哀想」など思わず共感したくなるシーンが続々。一方、真犯人の抱えていた悔しさも丁寧に描き出され、笑いの中に切なさも感じられる上に、事件解決の爽快感を体験できるものとなっていた。

27日放送の第2話では、ある国民的女優の相手役をかけたCMオーディションで事件が発生。過去の事件とのつながりが見えてきたところから、事件は急展開を迎えるという。また、ゲストとして志田未来と中山優馬も出演する。