24日、韓国・イーデイリーによると、朴槿恵前政権退陣を訴えた韓国の市民らによる「ろうそく集会」の開始1周年を前に、記念行事の開催地をめぐって議論が起きている。写真は光化門広場。

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2017年10月24日、韓国・イーデイリーによると、朴槿恵(パク・クネ)前政権退陣を訴えた韓国の市民らによる「ろうそく集会」の開始1周年を前に、記念行事の開催地をめぐって議論が起きている。

ろうそく集会を主催していた「朴槿恵政権退陣非常国民行動記録記念委員会」(退陣行動)は23日、ソウル市中心部の世宗(セジョン)文化会館前で記者会見を開き、昨年10月29日に始まったろうそく集会の1周年行事「ろうそくは続く」を28日に、集会のメーン会場となってきた光化門(カンファムン)広場で開催すると発表した。

合わせて、「文在寅(ムン・ジェイン)政府の改革が極めて低迷している」と現政権の問題点を指摘、同行事では光化門広場を出発し、青瓦台路(大統領府に向かう道路)など3方向に向け行進する計画を明らかにした。

しかしこの発表に、文大統領支持層を中心としたネットユーザーらは「なぜ大統領府に行くのか?」と否定的な反応を示しており、「文政府は多くの努力を傾けている」など現政府を擁護し、また「『口進歩(うわべだけの進歩主義者)』がろうそく(集会)を利用しようとしている」として、記念行事への参加を控えようとの呼び掛けも行われているという。

さらにネットユーザーからは「問題は国会にある」として、「光化門ではなく汝矣島(ヨイド)に集まろう」と、国会の所在地である汝矣島での集会ポスターを作ってSNSで独自公開する動きも。「ろうそく1周年記念 ろうそくパーティー」と大書されたこちらのポスターには、開催日・開催場所の他に、「準備するもの:ろうそく」「秩序の徹底、個人のごみは自分で片付ける」「ハロウィーンのコスプレ歓迎」などの内容が記されている。

開催場所をめぐる騒動を報じる記事に寄せられるコメントも「汝矣島派」が多く、「汝矣島に集まり、文在寅政権の足を引っ張る連中を糾弾しよう」「汝矣島で会おう」「議論の余地なしだ。会場は当然、汝矣島だろう」「汝矣島に行くつもりだ」といったものが並んでいる。

また、「私は大統領府より国会に対する不満がある」とする声や、「闘争・紛争を職業として行っている連中に、これ以上お金を与えないでくれ」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)