Photo: 武者良太

いつかオートフォーカス機能が搭載されたら…と願わずにはいられません。

ここ。ここ見て。よくわからないかもしれませんが、このメガネのレンズの赤丸部分には液晶膜が配合されているんです。何のためかって? 焦点距離を変えるためですよ。

三井化学が開発した「TouchFocus」の狙うところはハイエンド遠近両用メガネ。フレームサイドの電極に指で触れると液晶に電気が通り、液晶分子の向き→屈折率を変えることで、フォーカスポイントを無限遠から10cmくらいの距離まで切り替えてくれます。

実際に試してみましたが、一部分のエリアとはいえ、サッとパッと焦点距離が切り替わるんです。めっちゃ未来感ある。メガネレンズにここまで感動があるとは!

Photo: 武者良太

バッテリーはテンプルの先端に差し込みます。1つのバッテリーで、日常的な使い方であれば20時間は持つとのこと。常時近接位置にフォーカスを合わせていると稼働時間は減ってしまうものの、反対側のテンプルに予備バッテリーを差し込んでおけるので安心感があります。

Photo: 武者良太

フレームやレンズの重さもあまり感じません。フツーのメガネといわれたら「そうだよな」と感じてしまうくらい。特別なギミックが施されたブツとは思えません。メガネは一日中使い続けるウェアラブルですから、装着時の負担の少なさは大事ですよね。

気になるのは、将来的にレンズ面全体に液晶膜を挟み込んでフォーカスポイントを変化させられるかというところ。IOFT 2017(国際メガネ展)で尋ねてみましたが、現状はバッテリーの駆動時間や重さなどで…ということだったので、商品価値はさておき技術的には可能っぽいですよ!?

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Source: 三井化学, IOFT 2017

(武者良太)