塾帰りの電車、乗れたかな? 子どもの見守り、不安多く

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 子どもも残業、と言いたくなるほど、塾で遅くまでがんばる子どもたち。帰りの電車が飲み会帰りの大人たちと同じくらいになることも。子どもが小学校高学年でも、 63%の母親が一人での電車利用を不安視していることが、セントラル警備保障(東京)の「子育て・見守りに関する調査」で分かった。

 同社は東日本旅客鉄道と共同で、子どもたちが交通系ICカードのSuicaやPASMOを使って駅の自動改札を通過すると、登録した保護者の携帯端末に通過時刻などを通知する「まもレール」のサービスをスタートしている。その利用者483人に調査したところ、子どもが通学や通塾などで電車を利用する際、きちんと電車に乗れたか心配になる母親が7割いた。子どもの安全対策や見守りが十分できていると思うかという質問に対して、「十分にできている」「まあできている」と回答した人の割合は、仕事をしているワーママでは52.6%、専業主婦では55.6%と大きな差はなかった。逆に、「あまりできていない」「ほとんどできていない」と答えた母親のうち、その理由として「仕事や他の育児で忙しく時間がない」と回答した人の割合は、専業主婦では11%だったのに対して、ワーママでは50%にのぼった。

 教育評論家としておなじみの“尾木ママ”こと尾木直樹氏は、「1人で電車を利用し始めたばかりのころは、何度か親も同行して、危険な場所の確認や駅から目的地および自宅までの所要時間をチェックしておくと良いでしょう」とアドバイスしている。