競売大手サザビーズが主催するオークションに出品される、マルセル・プルーストの「スワン家のほうへ」の初版本(2017年9月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの文豪マルセル・プルースト(Marcel Proust)が書いた約6000の文書がデジタル化され、オンラインで無料公開されることになった。第1弾は、来年の第1次世界大戦(World War I )終結100周年に合わせて予定されている。このプロジェクトを進める米仏の機関が明らかにした。

 西洋文学の傑作のひとつ「失われた時を求めて(In Search of Lost Time)」の著者プルーストが書いた文書は、主に米イリノイ大学(University of Illinois)の教授を務め、1992年に死去したフィリップ・コルブ( Philip Kolb)氏が収集していたもの。

 コルブ氏は1970〜1993年に約5300のプルーストの文書を集めた全21巻の本を出版している。この出版以降も、プルーストの文書は数多く確認されている。同氏は約2万の文書が存在したと推定していたが、その大半は長年の間に紛失または破棄されている。

 デジタル化のプロジェクトはイリノイ大学アーバナ・シャンペーン(Urbana-Champaign)校が主導し、グルノーブルアルプス大学(University of Grenoble Alps)やフランス国立図書館なども協力している。

 プロジェクトの第1弾では、プルーストが第1次大戦に関連して書いた200の文書について、第1次大戦終結100周年あたる来年11月11日にオンラインで公開される予定。
【翻訳編集】AFPBB News