インポーターのなかで、とくに毎回、東京モーターショーに力を入れていると評判が高いのがフォルクスワーゲン。今回も、もちろん充実したブース構成になっています。

そんなフォルクスワーゲンのプレスカンファレンスでは、乗用車ブランド・セールス・マーケティング・アフターセールス担当取締役のユルゲン・シュタックマン氏がフォルクスワーゲンが“Transform 2025+”と名付けた、今後の戦略についてスピーチを行いました。

「2025年までにeモビリティ(EVやPHV)のマーケットリーダーになることを目指す」、「2025年までに年間100万台のe-モビリティを販売する」、また「2020年より自動運転に向けた新たなEVの“ID”シリーズを導入する」など、シュタックマン氏が“Transform 2025+”の戦略について語ってくれましたが、その象徴として今回メインステージに展示されたのが“I.D. BUZZ”です。

今年のデトロイトショーやジュネーヴショーで展示されたI.D. BUZZは、いまだにファンが多いフォルクスワーゲン・タイプ2をモチーフとしたエクステリアを採用。

パワーユニットは前後2つのモーターを搭載したEVで、システムパワーは374ps(275kW)、最大600kmの航続を可能とした未来的なクルマに仕立てられています。

また室内はコンパクトなパワーユニットを搭載したことで最大8人まで乗れる広い室内空間を実現しました。しかも、自動運転状態の際は、ドライバーズシートを180度回転させて、リヤに座る乗員と向き合うことができる設計となっています。

また運転席には主要な機能をステアリングから操作できる、タッチセンシティブステアリングホイールなどを装備。

車外に持ち出し可能な、タブレットディスプレイが配置されたセンターコンソールなども新鮮です。

シュタックマン氏はカンファレンスでこのI.D. BUZZをできるかぎりリーズナブルな価格で販売すると強調。今回のショー展示車のなかでフォルクスワーゲンファンはもちろん、多くのクルマ好きが注目する1台になるのは間違いないでしょう。

(テヅカ・ツヨシ)

【東京モーターショー2017】自動運転では運転席が逆向きに! 新世代EVのワーゲンバス、VWタイプ2「I.D. BUZZ」が日本初上陸(http://clicccar.com/2017/10/25/524216/)