ポストカードであれ封書であれ、「私信を送る、受け取る」という関係は個の絆を具象化したものだ。私はあなたのことを知っていて、一枚の紙によってあなたと結ばれる……などと書くとややオドロオドロしいが、電子情報が氾濫する現在、手紙のスピリチュアル性は相対的に高まっているといえるだろう。

 

手紙を送るという、関係性の秘術

今の時代、連絡だけであれば、メールやSNSでいくらでも手段がある。だが、効率よく大勢に送れるその電子メッセージだからこそ、ときに絵文字やスタンプで彩られ、「あなたへのもの」としての意味づけをするものである。

↑年賀状デザインの一部

 

↑UMAデザインの中から4種紹介。左から人面犬、ネッシー、ビックフット、ツチノコ

 

これらデザインには怪しい絵がふんだんに採用されているが、それだけに「わかっている」者同士の絆が確認されるのではないだろうか。

 

そういえば、「富士山とプロビデンスの目」のデザインは、日本のフリーメーソンも意匠に取り入れている。このデザインを使ったポストカードは、なにやら秘密の関係を意味してしまうかもしれない……

 

ちなみに、フリーメーソンは、メンバー同士を「ブラザー」と呼び合うのだが、この企画の主催であるブラザー販売との関連は不明だ。

↑年賀状のほかにも、いろいろな種類がある