ハリウッドでは、映画プロデューサーが30年来の俳優たちへのセクハラ行為を糾弾され、映画界から追放されるというニュースがありました。

そんな中、女優のアリッサ・ミラノさんが「セクハラで苦しんでいる人はリプライ(返答)してください」とSNSで発言しました。

Twitter/@Alyssa_Milano

友人からの提案は「性的嫌がらせやを受けた女性が「私もです」と表明すれば、問題の大きさを多くの人が感じるかもしれない」。

もしセクハラや嫌がらせを受けている人がいたら「私もです」とこのツイートにリプライしてください。

この呼びかけに多くの女性が反応。自身が体験したセクハラを告白する人も現れ、ミラノさんはそれらに「恐ろしい」「なんてことなの、頭痛がする」と応えました。

●私もです。そしてまだ立ち直れていません……。

●私もです。その時私は15歳、相手は24歳でした。彼はまだセクハラを続けています。

●その時私は9歳でした……。

●相手は56歳、私は17歳でした

女優のジーナ・ロドリゲスさんからも。

これには男性からのセクハラ被害を告白するリプライもありました。

●女性ではないですが、私もです。

●アリッサ、僕もです。女性じゃないけど。

「次は僕たちの番だ」

ライターのBenjamin Lawさんはさらに#HowIWillChange(どのように変わっていこうか)というハッシュタグを作り、セクハラ被害を報告し、問題を共有するにはどう(現状を)変えるべきかという意見表明を始めました。

みんな、次は僕たちの番だ。昨日から女性による暴行被害とセクハラの告白“Me Too”は留まることを知らない。今日は僕たちが言おう「どう変わるか」と。

ロウさんは「僕が加害者を知っていたら、必ず通報します」と見て見ぬふりはいけないと、具体的なアクションを示しました。

中には「男性全員がそうとは限らないだろう」という意見も出ましたが、それに対する反論を怒りを込めてつぶやく人もいました。

セクハラへの呼びかけを見かけた時「男性全員がそうとは限らない」という人たちもいる。その通りだけどあまりにも多すぎる。

娘を持つシングルファザーであるというこの人は、女性の待遇や賃金格差についても言及しています。

会社の面接の時に、何人の女性管理職がいるか、賃金の差はどうかを質問してみるつもりです。

映画監督のクエンティン・タランティーノさんもニューヨーク・タイムズの取材に対し、セクハラ被害の存在を知っていながら黙っていたことを告白し、反省する弁を表明しました。

日本でもムーブメントが

アリッサ・ミラノさんが呼びかけた#MeToo のハッシュタグ付きツイートは、5万3000件ものいいね!を獲得しました。

あっという間に広まった呼びかけについて、日本でも同じようにセクハラ被害を訴えていこうという声が上がり始めています。しかし、アリッサ・ミラノさんへの反応と比べると、やや静かではあります。

●私も。高校生の頃、見知らぬ男性からセクハラを受けました。

●日本では被害を話すと「自慢?」と言われる。

●女性専用車両ができるような日本で、電車で痴漢にあったことがない人なんているのだろうか。

●セクハラをする人をかばう必要なんかないけど……言えない。MeTooが日本でも広まって欲しい。

もちろん男性だけが責められることではありませんが、Benjamin Lawさんのように男性が声を上げてくれることが、女性にとって心強いことには違いありません。

男女関係なく起きているセクハラへの海を越えた抗議。こうしたムーブメントがもっと広まってほしいものです。