新感覚の“ほうじ茶×ラーメン”

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京都府・和束町にてお茶を生産する農業法人D-matchaは、和束町にて運営するカフェ「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」にて、新感覚“ほうじ茶×ラーメン”の販売を開始した。

10月の新メニューとして登場した「鶏白湯・ほうじちゃ―めん」は、ラーメンをお茶農家なりにアレンジしたメニュー。

丸鶏からとった黄金色の鶏白湯スープに、京都にある老舗製麺所の低加水で歯切れのよい細麺をあわせた。ラーメンの具材には、碾茶(てんちゃ)ほうじ茶、鶏むねチャーシューほうじ茶パウダーまぶし、煮卵、もやしを添えている。

碾茶(てんちゃ)とは、抹茶の原料となる茶葉のこと。煎茶とは異なり、製造の過程で「揉む」ことがないために、茶葉はヒラヒラと枯れ葉状になることが特徴だ。碾茶を石臼などで挽いて粉末状になったものが「抹茶」であり、碾茶の状態で消費者へ流通することはほとんどない。

同社はこの碾茶をほうじ茶にした。これにより、焙煎された香ばしさとサクサク食感がプラスされている。碾茶をほうじ茶に加工することはお茶業界でもあまり例のない取り組みで、自社で保有する焙じ機械によって度重なる試作を行い、口にしたときに香ばしさと食感を楽しめる絶妙な焙じ具合を追及したという。碾茶ほうじ茶は、濃厚な鶏白湯スープと細麺と絡まったときに絶妙にマッチするような状態に仕上げられている。

また、ほうじ茶葉を挽き、パウダー状にした“ほうじ茶パウダー”を鶏むねチャーシューに贅沢にまぶした。これによりラーメンを食べ進めるとともに、黄金色であった鶏白湯スープにほうじ茶パウダーが溶け込み、食べ終わる頃には濃いこげ茶色のスープへと変化。味わいはもちろん、見た目にも変化を楽しめる。

なお、今回の「鶏白湯・ほうじちゃ―めん」は、お茶をそのまま食べることを提案する、お茶の産地ならではのメニューの第2弾。第1弾は、今年6月に「碾茶マシマシ汁無し担々麺」を発売し、人気メニューとなっている。