NEWSのラジオはなぜ面白い? 手越節が炸裂した『KちゃんNEWS』放送回を聞いて

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 「なんで俺のしゃべったことって、すぐネットニュースになっちゃうんだろ」とは、NEWS小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』10月17日放送回で飛び出した手越祐也の発言。手越のフリーな性格はファンの中でも周知の事実。だが、ラジオでは毎回その予想を超えるハイテンションぶりを披露してくれるので、ネットニュースを配信する側としても書かずにはいられないのだ。この日の手越もオープニングから飛ばしまくり。手越節炸裂の約30分を振り返る。

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■いきなり番組をジャック!

 「こんばんは! NEWSの手越祐也です、手越祐也の『TちゃんNEWS』始まりましたけども、今回はゲストもなしでお送りしたいと思います!」と、冒頭から番組を乗っ取る手越に、思わず小山も「(俺を)紹介しろ!」と苦笑しながらツッコミを入れる。すると、今度は「ゲストはこいつだ小山慶一郎! イエーイ! えーっと、番組終了しまーす(笑)」と、まさにやりたい放題。「おい! 成立しないじゃん。なんでだよ」と小山が軌道修正するも「何が? 」と、どこ吹く風。そして、何を思ったか「じゃあ、みんなに聞かせてあげる! いくよ? ゴクッ……ブハッ!」と、事故の予感がする音が。どうやらお茶を飲み込む音を聞かせようとした手越が、自分でウケてしまい口に含んだ水分を吹き出してしまったようだ。それでも「フフフフフフッ……くだらねーなと思って、 吹き出しちゃって」と、笑いが止まらない手越に、小山も「なんなんだよ!」と頭を抱えるオープニングとなった。

■キスマイ玉森を“たまやねん”呼び!

 その後も番組進行をしてはみるものの、手越のマイペースっぷりは変わらない。ドラマ『重要参考人探偵』(テレビ朝日)に出演中の小山に、共演しているKis-My-Ft2の玉森裕太についてたずねるも「たまやねんはどうなの?」と初耳&インパクト大なニックネームが気になって頭に入ってこない。「昨日、一緒に初めて飲みに行った」という小山の言葉を拾うことなく「(役柄は)モデルなんでしょ? 」「事件に出会っちゃうんでしょ?」と、自分が知った番組の概要を話して満足気。ドラマの裏話が全然広がらなかったところで、リスナーからのメールを紹介すると、トマトが嫌いな小山に対する質問だったにも関わらず、自分がセロリが嫌いなことから延々と山崎まさよしのマネをしながら「セロリ」を熱唱。これでは収集がつかないと、小山が「はい、『TちゃんNEWS』終わりました。もう無理。限界がきました。やめたほうがいいでしょ?」と、いつも通りの番組に戻そうとすると、「うん、やりたいならどうぞ(笑)」と、どこまでも奔放な手越なのだった。

■自称“心の清楚系”!

 ここからは、小山が進行する通常運転に。だが、手越のマシンガントークは止まらない。「清楚系で、砂糖顔で、身長が自分より高くて……」と理想が高くてなかなか好きな人ができないというリスナーのお悩みに「俺のことやん!」と即答。「清楚系?」と小山から突っ込まれると「清楚系よ! 心の清楚! まっすぐよ」と力説する手越。たしかに手越の心はまっすぐ爆走系だ。さらに「この世に女性というものを生み出してくれた神様に感謝してるから。もし、この世から女性が消えたら、男全員カッコよくしようなんて思わなくなると思う。ストイックになれるわけじゃん。女性という存在そのものにリスペクトしてるから。わかる?」と畳み掛けると、なぜか小山の顎を叩いて爆笑。「“わかる? 顎トントン!”じゃねーんだよ」と、さすがに声を荒げる小山だったが、「あー楽しい!」と笑う手越には効き目ゼロのようだ。

■ノリで出演交渉!

 その後も、「オバケがとっても苦手です」というお便りに「あ〜ん、かわいい、かわいい〜」と謎の喘ぎ声で相槌を打ったかと思えば、「霊がいたほうが美しいじゃんって思っちゃってるから。死後の世界があるってステキじゃない? こんなに楽しい人生なのに、なくなっちゃうなんて逆にそっちの方が怖いわ」と急に哲学的な持論を展開したりと大騒ぎ! だが、最後には「(そんなに怖いなら)テゴニャンの家においで」とアイドルらしくキメるあたり、さすがの一言だ。散々好き勝手にしゃべりまくった手越は、「再来週も来たいな」 とおねだり。さすがの小山も「たまに来ないと」とヘトヘトな様子だった。

 この真面目な兄と無邪気な弟のような掛け合いが、コヤテゴの魅力。再来週の出演はやんわり断られてしまったが、持ち前の型にはまらない性格を活かして、どんどん番組に登場してほしいものだ。手越の自由なラジオは、一度聞いたらクセになる。ネットニュースになるのは、その楽しさを多くの人に知ってほしいからに他ならない。(佐藤結衣)