【30節のベストイレブン】

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 J1リーグは10月21日・22日に30節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節はチームを救った助っ人5名を選出した。終了直前にFKから同点弾を奪取した大宮のマテウスのほか、ドリブルで脅威を与え、2ゴールを挙げた浦和のラファエル・シルバ。甲府の攻撃陣を見事にシャットアウトしたC大阪のマテイ・ヨニッチ。2トップには世界基準のプレーを見せた鳥栖のビクトル・イバルボと2ゴールの札幌のジェイを配置。なかでも圧倒的な存在感を放ち、札幌のJ1残留に向けて貴重な勝点3をチームにもたらしたジェイを採点『7』で今週のMVPに選んだ。
 
 また、首位・鹿島を撃破し、3位に浮上した横浜からは中澤佑二と天野純を選出。とりわけ後者は、ニアゾーンを突く動き出しが良く、チームの2点目をゲットする活躍を見せた。広島に3得点で快勝した川崎からはボランチ起用で存在感を示し、先制点も決めた谷口彰悟をピックアップした。
 
 その他、ダブルボランチの一角に、状況判断の良さが光った浦和の長澤和輝。3バックの1枚には、無失点に大きく貢献した仙台の大岩一貴。GKには、決定機をことごとく阻止した鳥栖の権田修一をチョイスした。
【今節のベストイレブン】
GK
33 権田修一(鳥栖) 6.5
影のMOM。1失点はしたが、43分の神戸のポドルスキのミドルや61分の渡邉のヘディングなど決定機をことごとく阻止した。
 
DF
22 中澤佑二(横浜) 6.5
流動的な相手に対して粘り強く対応。自らのクリアがラストワンプレーに。中盤やSBとのパス交換も安定していた。
 
22 マテイ・ヨニッチ(C大阪) 6.5
前半は少し審判との相性がよくなかったが、甲府の攻撃陣を見事にシャットアウト。貴重なPKも獲得した。
 
27 大岩一貴(仙台) 6.5
清水の唯一の攻撃パターンだったT・アウベスのカウンター攻撃をほぼ止めた。よく声を出し無失点に大きく貢献した。
 
MF
15 長澤和輝(浦和) 6.5
状況判断の良さが光る。ポジショニング、動き出しの質も良く、決して派手ではなかったが目を引く働きを見せていた。
 
5 谷口彰悟(川崎) 6.5
後半は攻撃時間を捻出できなくなったが、我慢強く対応して守った。先制点の奪取も含め、ボランチで存在感を示した。
 
16 マテウス(大宮) 7
足が止まる場面はまだあるが、攻守に走り回り、最後はFKから同点弾を奪取。中心選手としての自覚が芽生えている。
 
14 天野 純(横浜) 7
CKで伊藤の先制点をお膳立てし、高い位置でのボール奪取からチーム2点目をゲット。ニアゾーンを突く動き出しも良く、日本代表の鹿島の昌子とは見応えあるマッチアップだった。
 
8 ラファエル・シルバ(浦和) 7
パワフルなドリブルで脅威となり、2ゴールを奪う働きぶりからもMOMに相応しい。斜め45度の角度から、右足で鮮やかに決めた64分の得点は素晴らしかった。

FW
32 ビクトル・イバルボ(鳥栖) 7
負傷退場するまで常に神戸の脅威であり続けた。25分の小野へのキラーパスなど随所に世界基準のプレーもあった。
 
THIS WEEK MVP
48 ジェイ(札幌) 7
圧倒的な存在感を放ち、2得点。J1残留を手繰り寄せる大きな1勝をつかんだ。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。