精神や心を重要視するこの時代、質の高い人生を送るためには、正しい心のあり方を知る必要がある。こう説くのは、『人生が変わるマインドフルネス』(幻冬舎)を上梓した荻原順子さん。

自身が主宰するアカデミーで30年以上、疲れきった人々の心に寄り添うマインドフルネスの手法を解説。すぐにでも実践できる内容をご紹介。

本気で願い続けると
想いは実現する

意識が高い人や「もっとこんなふうに生きたい」と強く願う人でないと、私が主宰するアカデミーに足を踏み入れる勇気は生まれないかもしれません。もしくは、よほど具合が悪く、何をやってもダメ……人生に行き詰まった時に藁をも掴む思いで入学を決断するといったところでしょうか。

アカデミーで学び始めると、すべてがうまい具合に整っていきます。1〜2ヶ月で、男性は身体が引き締まって素敵になりますし、女性は必ず美しくなります。もちろんあなたの内面や外見だけではなく、必要のない方があなたの元から自然と離れていくなど、自分を取り巻く環境も自然と整理されます。2年のカリキュラムの間にいろいろなことが変わってくるのです。

本気で「こうなりたい」と願うと、チャンスは必ずきます。それを受け取って、覚悟を決め、自ら実践したら、望みは実現するでしょう。180度生き方を変えたいと思っているなら、本気で願うことが大切なのです。

趣味は自分を高める「学び舎」

私の趣味はクルマを運転することです。周りにいる人は、私が女性らしさを大切にしていることを知っているので、そう言うとよく驚かれます。

18歳で免許を取って以来、運転しなかった日は出産の前後くらい……。それほど大好きなもの。クルマを運転していると、いろいろなアイデアが湧いてきて、仕事の効率がアップしているように感じます。私にとってクルマは、自身の感性を磨いてくれるものであり、「動くオフィス」のような立ち位置です。

このように趣味は、自分を高めてくれるものです。決して自慢したり、ステータスを上げるものではありません。もしあなたが、お気に入りの趣味があるのなら、それは人に見せるだけでなく、自分がより人の役に立つために、あなたの元へ来てくれたと思いましょう。

心と身体の癖は今生のものではない

「いつも自分は同じところでつまずく…」

「すぐ態度に出て、物事を悪くする…」

このように思ったことはありませんか? これらに該当する人は、「失敗しやすい生き方」になっているのかもしれません。どうしたら直していけるのか、悩ましく思っている人もいるでしょう。

心理学によれば、このような失敗を繰り返すパターンや傾向は、両親との関係性や幼少期の体験からつくられると言われています。確かにそれは間違いではありません。ご両親がどれだけ慈しみ、信じてあげたか、それが結果として子どもの行動に出るのは当たり前のことだと私は思うのです。また、両親や先祖から受け継いだ思考や言動のパターンがそのまま引き継がれ、人生を形作っていることもあります。

私たちの心と身体の癖というのは、今生だけで作られたものではありません。親はもちろん祖先のバトンが「気の遠くなるような時間」を経て経験してきたことが、現在の心の癖、身体の癖となって、姿勢や歩き方にも現れているのです。

長い時間構築してきたものなので、短期間で修正することはとても難しい。ですから、じっくり腰を据えて、自分自身に向き合い、課題に取り組むということが大切です。

これを信じるのも、信じないのもあなた次第です。ただ、自分というものをよく知っていけば、「変わっていく自分」を実感することができるでしょう。その時、どう動くかであなたの人生は激変します。注意して動いてみてください。

自身が主宰している学校でマインドフルネスを指導している著者。本書では、彼女が教えている生徒とのエピソードや荻原さんが思う「マインドフルネスの本質」を学ぶことができます。「人生がうまくいかないなぁ」と思っている人や、マイナス思考で毎日疲れているという人におすすめの一冊です。