衆院選で野党は社会保障政策の「財源の甘さ」を見透かされた

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 今回の選挙戦を通じて強く感じたのは、各党が国民に訴えた政策の実現可能性・信憑性が、国民に冷静に判断され審判が下されたのではないか、ということだ。 各党の政策は、教育、子育てなどの社会保障サービスの拡充では酷似していたが、その一方で、財源はばらばらだった。

 巷で物を買う場合に、我々は、その値段を見て、値段にふさわしいものであるかどうかを判断する。あまりに値段が安いと、その商品は偽物ではないかと疑うことになる。社会保障サービスも同じだ。

 社会保障サービスの「価格」が信用されなかったということではないか。

社会保障の政策は酷似
財源はバラバラ

 教育、子育てや働き方などに関する各党の政策は驚くほど類似していた。 ニュアンスの差はあるものの、政策の重点は「教育の無償化」や「待機児童ゼロ」と誰もが異を唱えないものだった。

 しかし、各党の公約には肝心の「値段」が明示されていない。そこで有権者は戸惑ってしまう。

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