ドナルド・トランプ米大統領(左)とボブ・コーカー米上院議員。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米共和党のボブ・コーカー(Bob Corker)上院議員は24日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は「全くもって不誠実」であり、米国の「品位を落としている」と厳しく批判した。両者間の言葉の応酬が一段と激しさを増している。

 コーカー氏は影響力のある上院外交委員会(Senate Foreign Relations Committee)で委員長を務める有力議員で、大統領に対する声高な批判で知られるようになった。

 コーカー氏の批判は、トランプ氏が早朝のツイッター(Twitter)投稿で繰り出した攻撃を受けたもの。トランプ氏は同日、年内の採択を目指す大幅な税制改革への支持取り付けのため、共和党上院議員との昼食会に臨むことになっていた。

 トランプ氏はツイッター投稿で、「ボブ・コーカーはO(バラク・オバマ、Barack Obama)大統領と協力して悪いイラン合意をわれわれにもたらし、テネシー(Tennessee)州では野犬捕獲員にも当選できない存在だったが、今は減税に反対している」と書き込んだ。

 2018年の選挙への不出馬を表明しているコーカー氏はこれに対し、同じくツイッター投稿で「全くもって不誠実な大統領が発したおなじみの虚偽」と反撃。するとトランプ氏は、コーカー氏を「取るに足らない人物」と呼び、「無能」で「何もわかっていない」と批判した。

 コーカー氏はさらに米CNNテレビのインタビューで、大統領自身の所属する党内からのものとしては異例の厳しい批判を展開。トランプ氏が「なぜここまで低い水準に自分をおとしめるのかわからないし、あのようなやり方でわが国の品位を落としているのかもわからない。だが彼はそうしている」と言明した。

 また大統領選でトランプ氏を支持したことについて後悔を表明。「わが国がこのような状態にあるのは残念」であり、再び同氏に票を投じることはないと語った。
【翻訳編集】AFPBB News