格安メガネは度数が合ってない!?  【5店舗覆面調査報告】

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数ある格安メガネ店。眼鏡はファッションの一部としてずいぶん買いやすくなりましたが、リーズナブルな価格なだけに、気になるのはその度数の正確さ。今回はSSS級認定眼鏡士に5店舗を比較していただきました!


”良い店”は
乱視の調整が丁寧


ファッショナブルな格安メガネはいくつでも欲しくなってしまいますね。ただし、眼鏡本来の機能がきちんとしていなければ、目が疲れやすくなったり、頭痛、肩凝りなどを誘発させる可能性があります。

そこで、人気の格安メガネ店5店舗で条件を同じにして作ったメガネを、SSS級認定眼鏡士にテストしていただきました。

その結果、大きく差が出たのは乱視の度数。一番正確だったのは……。

[検査方法]



実際にSSS級認定眼鏡士・稲垣さんに、担当編集者が検眼をしてもらい、同じく担当編集に合わせて作られた5店舗のメガネの度数が適切なものかを見ていただきました。

項目は、近視の度数、乱視の度数、乱視の角度です。SSS級認定眼鏡士の稲垣さんは自覚屈折検査という人の手による視力検査を行いますが、5店舗では機械(オートレフ)での単純な検査ということが浮き彫りになりました。

[稲垣さんの完全矯正値]
右眼 近視-7.25 乱視-0.75  乱視角度10度
左眼 近視-7.00 乱視-1.50  乱視角度10度


それでは結果をご覧ください!


[眼鏡市場]プロも納得
乱視の調整が正確です



眼鏡市場
フレーム価格:1万6200円


[測定結果はこちら]
右眼 近視-6.75  乱視-0.50  乱視角度15度
左眼 近視-6.75 乱視-0.75   乱視角度2度


数値を見て稲垣さんがすぐ「コレはいい線かも」と唸るほど、認定眼鏡士とほぼ同じ正確な検眼結果が出ました。

こちらの店舗では機械(オートレフ)のみに頼らず、両眼視機能検査(両目で見る能力をみる)を簡易的に行って、乱視の度数や角度を決めているようです。


[JINS]機械のみの測定で
調整はなし?



JINS
フレーム価格:5400円


[測定結果はこちら]
右眼 近視-6.75 乱視-0.50  乱視角度180度
左眼 近視-6.75 乱視-0.75  乱視角度180度


機械(オートレフ)で図った数値をそのままレンズに反映している印象です。乱視の人はちょっと不安が残るかも……。


[Zoff]JINSと
似たり寄ったり



Zoff
フレーム価格:5400円


[測定結果はこちら]
右眼 近視-6.75 乱視-0.50  乱視角度175度
左眼 近視-6.75 乱視-1.00   乱視角度180度


Zoffの数値がJINSとあまりにも似ていることから、こちらも機械(オートレフ)で図った数値をそのままレンズにしているのではという見解です。


[メガネスーパー]度数は良いけど
合ってないタイプのレンズ



メガネスーパー
フレーム価格:1万9440円


[測定結果はこちら]
右眼 近視-7.00 乱視-0.50  乱視角度170度
左眼 近視-7.00 乱視-1.00  乱視角度180度


近視・乱視ともに数値はかなり良いですが、目が疲れやすいという主訴に対して調節力(ピントを合わせる力)検査をせずに、推測により遠近レンズを選択した可能性があるそう。


[ALOOOK]近視がちょっと
強めの結果に



ALOOK
フレーム価格:5400円


[測定結果はこちら]
右眼 近視-7.25 乱視-0.50  乱視角度30度
左眼 近視-7.25 乱視-0.75  乱視角度20度


左レンズは等価球面(近視と乱視の度数を合算する)という手法を使って、足りない乱視の度数を近視の度数で補ったために、若干過矯正なのかも。

[測定結果のまとめはこちらです!]



5店舗は左右の近視の度数が同じになっていますが、本来は左右違うのが普通とのこと。また、乱視の角度は0から180度まであり、180度前後は縦方向位歪んでいる場合ですが、この表の45度に近い数値は斜めに歪んでいる場合です。

この表を見ると測定された乱視の角度でかなり差があることがわかりますね。

ただし、厳密には検眼は担当者個人の技量によるところが大きいとのこと。優秀なスタッフがどれだけいるかで、各眼鏡店の検眼への力の入れ具合が分かります。

[ご協力いただいた方はこちら!]



SSS級認定眼鏡士 の稲垣俊幸さん。

東京都西東京市にあるメガネ店「マイスターメガネ」の代表でもあります。

テストの結果から、近視の測定はどの店舗も同じ印象ですが、乱視の調整で大きく差が出た眼鏡市場に軍配が上がりました。



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