今アメリカでは、人間だけでなくペットの肥満も問題になってきている。

飼い主が節操なく餌を与えてしまうため、健康を害するペットたちが増えているのだ。

この写真のメス犬、見るからに太った8歳のゴールデンレトリバーのStrudelちゃんもその一例だ。

老齢の飼い主に大量の餌を与えられ、肥満から来る関節炎などで体のあちこちに不自由を来していた。

Hearts for Hounds/Facebook

動物愛護グループに引き取られ、減量開始

飼い主が亡くなり住処を失ったStrudelちゃんは、Hearts for Houndsという私設の動物愛護グループに引き取られた。このグループはJohn Cotthauseさん、Kristyさん夫妻によって運営されている。

2人は犬のトレーニングの専門家で、「夏の間にStrudelの噂を聞いて、私たちが何とかしなければと思った」という。

減量トレーニングの無料提供を決め、獣医と協力して、肥満の犬でもできるようなトレーニングコースや、食事制限のプランを作り上げた。

素直だったStrudelちゃん

Kristy Cotthousさんは海外メディアの取材に次のように語っている。

私たちは、普通は犬にご褒美に餌をあげたり、玩具を使ったり、誉めてあげたりすることでトレーニングをします。

でも、Strudelにはご褒美の餌は必要ありませんでした。トレーニングコースでやるべきことを最初から分かっているようで、こちらが言葉や身振りで褒めてあげると、それだけでやる気を出し、自分からトレーニングしていました。

Hearts for Hounds/Facebook

11kgの減量に成功

当初のStrudelちゃんの体重は約37キロ。ゴールデンレトリバーとしては相当重かった。

しかし、トレーニングと食事制限に取り組んだ結果、11kgの減量に成功。現在は標準的な体重になり、自由に走り回れるようになった。ボールで遊んだり、猫を追い回したりもしているという。

Hearts for Hounds/Facebook

健康的になったStrudelちゃんにあと必要なのは、もらってくれる里親だ。KristyさんとJohnさんは今、餌をやり過ぎず、散歩をきちんとさせてくれる里親を探している。