アフリカ大陸とマダガスカルを分かつモザンビーク海峡に浮かぶ島国、コモロ。外国の船舶会社が自国で船籍の登録を行なう「便宜置籍」を認めている国の一つだが、最近になって北朝鮮船舶の登録を取り消した。

米国の北朝鮮ニュース専門サイト、NKニュースは、コモロ政府が13日に、北朝鮮船舶のペトロール8の登録を抹消し、国際海事機関(IMO)などの海洋関連の国際機関に通告したことを確認したと報じた。

国連の対北朝鮮制裁委員会は4日、対北朝鮮制裁決議2371号に基づき、国連加盟国に対してペトロール8を含む北朝鮮船舶4隻の入港を禁止した。

ロイター通信によると、この内の1隻は昨年7月に2300トンの鉄鉱石の下にグレネード弾3万発を隠して運搬していたところを、エジプト当局に摘発されている。

北朝鮮は、制裁逃れのために便宜置籍を利用している。

タンザニアのザンジバル自治政府の海事庁は昨年10月、北朝鮮船舶13隻の登録を抹消し、2隻を押収する措置を取った。

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また、便宜置籍を認めていないフィジーでも、北朝鮮が、偽造した書類を使って船籍を取得していたことが明らかになり、当局が捜査に乗り出している。

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