フェイスブックのロゴ(2016年12月28日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イスラエルで、フェイスブック(Facebook)上にアラビア語で「おはよう」と投稿したところ、翻訳ソフトのエラーで「やつらを攻撃せよ」と誤訳されてしまったパレスチナ人男性が警察に誤認逮捕され、後に釈放されるという騒ぎがあった。警察と現地メディアが22日、明らかにした。

 警察発表は、パレスチナ人1人が扇動容疑で誤認逮捕され、後に釈放されたという内容にとどまっていたが、日刊紙ハーレツ(Haaretz)はその経緯を詳報。

 同紙報道によると、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)にあるイスラエルの入植地ベイタルイリット(Beitar Illit)で働いているこの男性は、ブルドーザーにもたれかかっている自身の写真をフェイスブックに投稿した。

 写真には「おはよう」を意味するアラビア語の表現が添えられていたが、フェイスブックの翻訳ソフトが、ヘブライ語で「やつらを攻撃せよ」、英語で「やつらを傷つけろ」と誤って解釈してしまったという。この報道について警察は、確認することも否定することもしないとしている。

 男性が書いた「おはよう」というアラビア語表現と、ヘブライ語および英語での先の表現には明白な類似性がなく、なぜこのような翻訳ミスが発生してしまったのかは分かっていない。

 同紙によると、通報を受けた警察は男性を先週逮捕。しかし警察が誤りに気付き、数時間後に男性は釈放されたという。
【翻訳編集】AFPBB News