体のエネルギー産生工場と呼ばれるミトコンドリアを活性化し脂肪を燃焼! そのやり方をくわしく紹介します。

脂肪燃焼に関わるミトコンドリアは40歳以降で衰える?

近年、注目を集めている“ミトコンドリア”。細胞の中にある器官のひとつで、細胞全体の10〜20%を占めています。学校の理科の授業で習ったのを思い出す人も多いのではないでしょうか?
このミトコンドリアは“エネルギー産生工場”とも呼ばれ、疲労回復に関わったり、体脂肪を分解する働きがあることがわかってきました。

しかし、40歳前後からミトコンドリアの機能はどんどん衰えていく一方。不要な体脂肪をしっかり分解できなくなり、これがヤセにくい中年太りの原因に。衰えたミトコンドリアの機能を復活させるのに有効と考えられるのが、呼吸の仕方を見直すことです。

マイナス10kg!? ミトコンドリアを活性化すれば脂肪も燃える?

ミトコンドリアは、呼吸によって取り入れた酸素を歯車にして働き、脂肪を燃料にすることでエネルギーを作っています。つまり、大量に酸素を取り入れるほど、ミトコンドリアが活性化し、体内の“脂肪ごみ”をどんどん燃やしてくれるのです。
大量に酸素を取り入れてミトコンドリアを活性化する呼吸法が、工学博士の曽紅先生が提唱する「ミトコンドリア細胞呼吸」。曽先生は自らもこの呼吸法によって、ピークの体重から10kg以上の減量に成功したそうです。

これで痩せる! ミトコンドリア細胞呼吸のポイント

まず鼻から息を吐くこと。体内に充満した使用済みの空気を吐き出しましょう。苦しくならない程度に行うのがコツです。そして、吐く時はヘソの下からお腹をキュッと締めて。これを緩めた時に、自然と空気が入ってきます。ラジオ体操の深呼吸のように、大きく吸う必要はありません。こういった呼吸を普段から意識しましょう。また、歩きながら行うのも効果的。以下にそのやり方をご紹介します。

1、お腹をヘコませ、息を吐きながら4〜6歩、歩く

お腹をヘコませて鼻から息を吐きながら、4〜6歩、歩きます。お腹と一緒にお尻もキュッと締めて。

2、お腹をゆるめて6〜8歩、歩く

お腹とお尻の力を抜いてゆるめ、6〜8歩、歩きます。1.より数歩、多めに歩くのがコツ。自然とお腹に空気が入ってくるのを感じましょう。息を意識的に吸う必要はありません。

3、お腹をふくらませて2歩、歩く

お腹を思いきりふくらませて2歩、歩いて、さらにお腹に空気を入れます。

歩いている間に、1〜3を繰り返します。背筋を伸ばして、大股で歩きながら行いましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと