中国教育部の党組織書記であり、部長を務める陳宝生氏は22日、中国共産党第19回党大会プレスセンターで記者会見し、第18回党大会以降、中国の教育事業は大いに発展してきたと紹介した。

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中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)プレスセンターで22日、中国教育部の党組織書記であり、部長を務める陳宝生氏を招き、記者会見を開いた。

陳部長は教育事業は非常に重要な民生プロジェクトであるとし、第18回党大会(十八大)以降、中国の教育事業は大いに発展してきたと紹介した。また、習近平総書記は第19回党大会報告において、「教育事業が全面的に発展し、中・西部地区や農村の教育が著しく強化された」と言及し、十八大以降の教育分野の挙げた成果に対し、十分に肯定した。

中国の教育における変化として以下の数点が挙げられている。

1.この5年間で教育事業は中国の特色が最も鮮明だった点。教育事業に対する党の指導を堅持して強化し、教育分野で政治意識、大局意識、核心意識、一致意識の強化という「4つの意識」をしっかりと構築することで、政治思想を強化・改善し、社会主義の核心的価値観を広く喧伝し、学生に正しい歴史観、民族観、国家観と文化観を確立させるように指導し、中国人としての気骨と自信をしっかり形作ることを目指し努力した。

2.この5年間で教育の現代化が速やかに推し進められた点。これは3つの方面のデータを見れば分かる。まず過去5年間における教育への投資が3兆元の大台を突破し、4兆元に向かって進んでいる点。中国の教育への投資は2012年に国内総生産の4%を占めており、この5年間、4%の割合を維持し続けてきた。2点目は、学校のインターネット接続率が5年前の約20%から現在は90%ほどにまでアップした点。3点目は、教育システムが成し遂げた重大な科学研究成果が国家三大賞に占めた割合が、この5年間で常に3分の2以上を占めていた点で、これらは教育品質の向上に力強いバックアップを提供している。さらに、この5年間で約8000万人の大学と専門学校卒業生が育成され、人材資本総数が大幅に向上したことが革新による駆動戦略の実施を大いにバックアップした。

3.この5年間で教育に対する国民の獲得感が強まり続けた点。この5年間、家庭の貧困が原因で中途退学の子供をゼロにするという目標をほぼ実現させた。また、身体障害者の子供たちの90%以上が教育を受けるチャンスを獲得できるようになった。また出稼ぎ労働者の子供の80%以上が両親の出稼ぎ先の公立学校に入学し、そこで大学入学試験に参加することもできるようになった。過去5年間で幼稚園から大学までの全学齢をカバーする学資援助システムを構築し、貧困家庭の子供は援助システムを利用して就学することができる。

4.この5年間で中国教育の国際影響力が絶えず向上している点。現在、中国は180以上の国・地域と教育提携関係を結び、47の国・地域と学歴・学位相互認証協定を結んだ。さらに、中国は140カ国以上に孔子学院516カ所や小中クラス1000カ所以上を設立し、中国語教育と中華文化の伝播に重要な役割を果たしている。現在、中国はすでに世界で第3位、アジアでトップの留学目的地になっている。

5.この5年間で教育改革が深化し続けている点。象徴的で指導的な教育改革方案の一部がすでに登場し、中国の教育改革をすでに全面的に実施し始めている。

以上がこの5年間の中国の教育における5つの特徴だ。第19回党大会報告によると、中国の特色ある社会主義は新時代に入り、中国の主な社会的矛盾は人民の日に日に増大する素晴らしい生活への需要と、不均衡で不十分な発展との間にある矛盾へとすでに変化している。次の段階における任務は、教育分野の不均衡で不十分な矛盾の表現形式を研究し、主な矛盾を捉え、人民が教育への新たな期待に自発的に応え、第19回党大会の精神を徹底させ、人民を満足させる教育を作りあげていくことになる。(提供/人民網日本語版・編集HQ)