フランス南部ペルピニャンにあるスペイン領事館前で、カタルーニャ独立派の指導者2人が拘束されたことに対して抗議する人々(2017年10月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立を支持するフランス人らが23日、カルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)州首相に対し、同域とつながりの深い南仏の都市に「亡命政府」を樹立するよう提案する声明を出した。

 カタルーニャ自治州では、スペイン中央政府がプチデモン州首相らの解任に踏み切れば「大規模な市民的不服従」を行うと独立派が警告するなど、独立をめぐる緊張が高まっている。

 フランスのカタルーニャ人の民族自決を呼び掛ける政党「ウニタットカタラーナ(Unitat Catalana)」のジョーム・ローラ(Jaume Roure)党首は、「われわれは欧州が自らの役目を果たしてきていないと感じている」と話す。

 ローラ氏は、カタルーニャの州都バルセロナ(Barcelona)と南仏とを結ぶ場所に位置するピレネーゾリアンタル(Pyrenees-Orientales)県の県都ペルピニャン(Perpignan)で、「カタルーニャ自治政府と、立ち退きを余儀なくされているこれらの人々を受け入れられるかどうか、検討してほしいと市民に呼び掛けている」と述べた。

 ペルピニャンは何世紀にもわたってカタルーニャの一部で、フランスに統合されたのは17世紀後半になってから。フランシスコ・フランコ(Francisco Franco)将軍の独裁時代に、カタルーニャ共和国派の一部がスペインから同域へ逃れて来たという歴史もある。
【翻訳編集】AFPBB News