少しずつとはいえ同性婚の合法化が進んでいる昨今。そんな時代においても、異性カップルのためのウェディング情報誌は数多く存在するにも関わらず、LGBTQ+カップル向けとなると中々見当たらないもの。実際にとあるレズビアンのカップルは、情報を得られる機会が少ないことで結婚式のプランニングが難航したそう。そこで彼女たちは、自らでウェディング雑誌を創刊することに!

多様化がなかなか進まないウェディング業界に一石を投じたのは、オーストラリアに住むタラ・ベイカーさんとアーリア・ハッセルさん。昨年に婚約を交わした2人は、結婚式のプランニングを進めるために参考になる雑誌を探したものの、彼女たちが求めるものは一向に見つけられず…。

そこで、LGBTQ+向けのウェディング業界に変革を起こすべく自ら雑誌を作ることにしたんだそう! その名も「Dancing With Her」。<Independent>などによれば、これが世界初のレズビアンカップル向けのウェディング雑誌となるよう。

当初はオンライン上のみでの企画だったという「Dancing With Her」。目的は、先輩レズビアン夫婦の婚約や結婚式を取り上げることで、結婚を考えているカップルをインスパイアすること。また、InstagramなどのSNSを通じても情報を発信。思わず見とれちゃうような写真がいっぱい!

Planning a wedding with two brides? ...stay tuned! 📷 via @ourinfinity88

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When the bridal parties have just as much fun as the brides! 😄 📷 via @pintrest

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When the sunset adds a little extra dusting of magic to the day 🌌 📷 via Pinterest

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The perfect little cake. One very happy bride. 📷 @catiecoylephoto @paperheartsco via @pnwedding

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そして、今月の23日には雑誌として創刊することに。記念すべき第1号は、100ページ以上にも及ぶ大満足の情報量! 先輩夫婦の写真やストーリー、さらに結婚式にまつわるアドバイスなどが含まれているそう。

また「Dancing With Her」での取り組みが評価され、現在29歳のタラ・ベイカーさんが、オーストラリアの若手の起業家を応援する「Anthill 30under30」を授賞。

そこで彼女が語ったのは、「今後のウェディング業界の在り方」について。

「私は、ウェディングをつくる側の業者さんたちに、異性カップルだけでなく、すべての人々を対象にする方法を教えています。ただウェブサイトで、典型的なゲイカップルの写真を使用すればいいというものではないんです。LGBTQ+の花嫁をインスパイアできるウェブサイト作りなどのお手伝いをしています」

2014年に「Dancing With Her」がリリースしたデジタルマガジンは、アメリカや中国やアフリカなど40以上の国からダウンロードされているそう。さらに、サイトやSNSには毎月20万アクセスがあるとも。

最後に「Dancing With Her」からのメッセージをご紹介。

「オーストラリアにはまだ結婚平等法はありませんが、女性が同性のパートナーとの永遠の愛を誓い、祝福しているのは確かです。私たちは、それはお祝いするべきなのです」