障害者の恋愛というと、物語の中では悲恋とか、とにかく切なく純粋な、美しいもののように描かれがち。でも誰でもそうであるように、恋愛にはもっとリアルなぶっちゃけ話もあるものなのだ。

「この誘い方は無いわ〜」「あの人、絶対メロメロにしてやる!」「こうやって相手を落とすんだよ」などなど、ここでしか聞けない聴覚障害者なりの「恋愛テク」を集めた「Cut」の動画をみてみよう。

そもそも相手はどんな人?

今は、同じように耳の聴こえないガールフレンドがいるよ。

実は逆に、聴覚障害者とデートしたことがないんだよね。デートもセックスも耳の聴こえない人とはしたことないな

どんな風に声をかけたり
かけられたりするの?

「こんにちは〜」とか「ハーイ!」って挨拶をしたら、即、とびっきり可愛いチャーミングな手話でメロメロにするのよ。

アプローチしたいなら、まずは肩をたたくことね。聴覚障害者にとっては話しかける時に肩をポンポンとたたくのはとても礼儀正しいことなの。いきなり顔を覗き込んだりしないで!

マッチングアプリで出会った人と関係を持つこともあるよ。アプリにしろそうじゃないにしろ、会う前には僕が聴覚障害者だってことを伝えておくんだ。まぁ一夜限りの関係ならあんまり話す必要もないしね!

そうね、とりあえず飲むとか。とってもいい手だわ。私は普段から紙とペンを持ち歩いているから、そこから筆談を始めるの。いろんな人と遊ぶのは大好きで、毎日アプローチしまくってるわ。

手話を知らない人との恋は?

スタッフ:一番ひどかったデートはどんな感じ?

デートだから抱き合うんだけど、それってとっても大変なのよね。だって抱きしめられてたらハンドサインをしたくてもきないんだもん。近すぎるとジェスチャーも見えないからちょっと下がらないとだし。

っていうか、相手が手話をしない人だとそのことすら気づいてもらえなくて、手を繋ぐにもなんだかぎこちなくなっちゃったりもするのよ。で、逆になぜか相手が気を使っておどおどして、私が「大丈夫よ」ってクールに安心させたりとか。

耳の聞こえる人と付き合う時には、相手にもちょっと手話を学んでもらわないととは思ってるよ。話が通じなくなっちゃうこともあるからね。

「えっ!?なんだって!?」って何回も聞き返すのはお互いによくないしさ。

スタッフ:相手が手話を身に付けようとしてくれたら、魅力的に見えたりする?

う〜ん、そりゃ、身に付けてくれたら望ましいけど、簡単じゃないし時間もかかるから絶対とは言わないわね。ホントよ。別に筆談って手もあるし。

最後に…
とっておきの決め台詞、教えて!

痛くなかった?天国から落ちてきて。…とか?(笑)

もしかして、君のお父さんはパン屋さんなの?いや、お尻があんまりにもふっくらしてるからさ!

あなたってマクドナルドみたいね。「I'm lovin'it」〜

…なんてね。実はこういう口説き文句みたいなの、しないほうがいいのよ。

相手が誰だろうとデートでは自分らしくいればいいってこと。自由におしゃべりして…そうすればなるようになるわ。

どう?彼らのホンネのトークを聞くことで、今まで思いもよらなかった新たな発見もあったのでは?

障害を抱えてたって、それぞれ自由に生き生きと恋を楽しむ姿が眩しいこの動画。身振りと表情を豊かに使って話す姿は、確かにチャーミングで惹かれてしまう。

日本のテレビなんかでは「障害者は純真無垢でひたすら健気」とだけ描かれがちな気もするけど、こういう人間的な魅力ももっと広まっていくといいな、と個人的には思う。

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